鍋島は、佐賀県の、富久千代酒造有限会社が醸造している日本酒のブランドです。大正期から長きにわたって酒造りを行う蔵元です。

酒名は当地を治めていた藩主にちなむもので、公募されたものですが、構想が形になり、さらに成功を手にするまではかなりの時を必要としました。

昭和から平成へと時代が移り変わっていく中、お酒に関する区分もまた激変の兆しがあり、生き残れるようなお酒をと新たに酒造を開始したのです。

1998年にようやく鍋島は日の目を見ますが、当初はあまり知名度を得られず、状況を根本から変えるまでには至りませんでした。

しかしその真摯な酒造りが評価され、2002年に国際酒祭りで日本一の座に輝いたのを皮切りに、全国の様々な賞を獲得していくことになります。

当初から酒屋さんとの連携や消費者優先の目線など、様々な先進的要素を取り入れたことで、今では「幻の酒」と言われるまでの人気を得ていますね。

もちろん製法にもこだわり抜かれており、名酒米山田錦を35%まで磨き抜いた「山田錦35%」など、世界的レベルと呼ぶにふさわしい銘柄も少なくありません。

使用米ごとに銘柄を変えていくなど、消費者の飲む楽しみにとことんまで即したスタンスを有しており、故に飲み手の評判も極めて高いですね。

また、単に銘柄を変えるだけでなく、不自然だったりきつくならない範囲での個性作りにも注力するなど、一度飲んで終わりということにもならない雰囲気もあります。

特に、山田錦の端正な完成度の高さや、愛山の濃密な仕上がりといった米の良さを明確に示している点が好評で、食中酒に向くという雰囲気です。

今日では全国的に安定した人気が得られた感がありますが、それに見合った実力もあり、今後も変わらぬ評判を残すものと思われます。

買取価格の上限は、720mlの「純米大吟醸」が1,500円ほど、1800mlの「吟醸造り純米酒 隠し酒(裏鍋島)」が4,500円ほどとなっております。

『日本酒』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,リサイクル店の査定額は安い

全国にある中古リサイクル店ではお酒も買取りしてもらえます。

しかしお酒の査定士などはおらず、安い販売価格に合わせて買取価格も安く設定されてしまいます。

そのためお酒専門の買取業者へ査定を出す方が金額アップにつながります。

2,見積もりは複数社だと高くなる

お酒の見積もりは買取業者で金額差があります。

例えば「黒龍 720ml」の場合、1社目が13,000円で2社目が21,000円という例があります。

このように金額差が大きいことがあるので、見積もりは複数社に出して一番高い業者へ売る方法がお得になります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。