カティサークとは、スコットランドで造られ、現在はサッポロビールなどが販売している、ブレンデッド・ウイスキーです。
その名は十九世紀に飛び切りの快速帆船として知られたカティサーク号から由来しており、今日のラベルにもカティサーク号が描かれています。
また、このウイスキーが発売された1923年からの大ヒットにもこの帆船は大きく影響を与えることとなりました。
かつては快速として鳴らしたものの、お役御免となり海外に転出していたカティサークが、1922年、イギリスに買い戻されることになったのです。
これにはイギリス国民も大喜びで、かねてからウイスキー業界への参入を考えていたBBR社は、新発売するお酒にカティサークと名付けることにしたのです。
つまりは人気にあやかった形ですが、合法市場はもちろん禁酒法下のアメリカの事情をも研究して生まれたカティサークの人気は急上昇。
往時の快速帆船のように評判を上げていき、今でも世界中で愛飲されているというわけです。日本でもかなりの人気がありますね。
もちろん、巧みな販売戦略だけで一世紀近くもの間人気を保つのは不可能です。カティサークの仕上がりを引き出している秘密は、その製法にあります。
カティサークはブレンデッド・ウイスキーですがそのメインとしているのは、質が高いとされているグレンロセス。
オリジナルのブランドは、ワインのように製造年度を極めて重視し、熟成精度を徹底する厳格さで知られています。
このグレンロセスは創業から数世紀もの間高い評価を保ち続け、「マッサン」で知られる日本ウイスキーの父、竹鶴政孝氏もここで学びました。
つまり、日本のウイスキーの源流とも言えるエッセンスが宿っているわけで、国内での評価の高さも納得がいくものがあります。
非常に飲みやすく、また、あの村上春樹先生の小説にも度々登場するなど、今後ますます人気が高まりそうな予感がする逸品と言えますね。
買取価格は、「オリジナル」、「12年デラックス」、「18年デラックス」、「ストーム」が200円ほどになっています。
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