「角瓶」はサントリーから発売されているウイスキーです。ボトルの形が角ばっているという特徴を持つことからこの名称がついています。
当時サントリーの責任者を務めていたのは鳥井信治郎です。彼はニッカウヰスキーの生みの親である竹鶴政孝氏の協力を得て、日本で最初のウイスキーとなる『白札』を1929年に販売しました。
しかしこのウイスキーは煙臭さが強く、ウイスキーを飲む文化がなかった日本人には受け入れられませんでした。これに対して竹鶴氏はあくまでも本場のスコッチのようなウイスキーづくりを提案しています。
鳥井信治郎は彼の提案に対して熟考を重ね、ウイスキーとしての本質は見失わないまま、日本人の味覚に合うものを作り出そうという結論に至りました。この方向転換は後のサントリーの成功に大きく貢献しました。
日本人の味覚に合うウイスキーを作り出すという目標を得てからは、彼は原酒の仕込み作業にすべての時間を費やすようになり、ついに満足のいくものを完成させます。日本の長寿ウイスキー『角瓶』誕生の瞬間です。
こうして長年の研究と努力を経て1932年に初めて『角瓶』が発売されました。これは当時の日本人の感性にもぴったりと合う一本で、たちまち人気商品となりました。
現在でも人気の高いウイスキーであり、日本人好みの高級ウイスキーとして定番商品と言われるまでになりました。比較的リーズナブルな商品も存在するため入手のしやすさも嬉しいところです。
世界はめまぐるしい速さで変化していますが、角瓶が日本人の感覚とぴったりと一致するという事実は、これから先も変わることはないでしょう。
ウイスキーの「角瓶」には1本につきおよそ4,000円から150,000円前後の買取価格がついています。
『ウイスキー』を損せず高額買取してもらう方法とは?
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