フロム・ザ・バレルとは、ニッカウヰスキーが製造し、アサヒビールが販売している日本のウイスキーです。

多くのニッカ系ウイスキーと同様、最適のブレンドがなされたものですが、その製法が他とは大きく異なります。

多くの場合、熟成後に水を加えて度数を抑え、飲みやすくするのがブレンデッド・ウイスキーの鉄則ですが、そのセオリーを外しているのです。

具体的には、あらかじめ熟成させた二種類の原酒を再熟成させた後、極力原酒を加えず、極めて濃密な仕上がりにしているのです。

故にその度数は51度。海外などでは俗に「樽出し原酒」と呼ばれるもので、ソフトな日本流ウイスキーからすれば、強烈極まる個性があると言えるでしょう。

さらにはコストの面でも優れた工夫がありました。

多くの「樽出し原酒」で、高級な原酒の樽を使うところ、あえて安価なブレンデッド・ウイスキーの樽を使ったことで、高品質と低価格を実現したのです。

発売されたのは1985年。まだ旧区分が残り、混ぜもののない国産ウイスキーを飲むことすら難しかった頃ですから、極めて衝撃的なデビューとなりました。

以来定評を得て現在まで発売が続いていますが、今やその評価は海外にまで広がり、国際的な権威ある賞を次々と受賞するに至っています。

やはり、高価であるという「樽出し原酒」の常識を変えたという功績は、いつまでも讃えられるに値するのかも知れません。

度数は強烈ですが、ブレンドと熟成を徹底させているので口当たりはきつくなく、力感もあるので水割り以外にもハイボール等にも向くと評判です。

買取価格としては、「フロム・ザ・バレル」が1,000円ほどとなっています。

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