真澄とは、長野県にある、宮坂醸造株式会社が醸造している日本酒ブランドです。メーカーの顔として確かな存在感を保っています。

創業以来三百五十年以上の歴史があるこの蔵元を支えている「真澄」は、当地に存在する宝物「真澄の鏡」から名付けた、縁起の良い逸品です。

江戸期から上層階級にも愛された真澄ですが、明治の頃からは特に生活が厳しく、借金のため蔵を押さえられてしまうこともあったとのこと。

この状況を変えようと日本で一番うまい酒を造るという目標を立て、大正以降研鑽を繰り返してきたようです。

当時の流行りは、「新技術」である軟水処理をものにしたことで伸びてきたまろやか甘口のお酒、中でも広島流の柔らかい甘味が絶賛されていました。

その広島の蔵元さんたちからとりわけ熱心な指導を受けたことによって、真澄の味も進化を続けていきます。

戦時中の厳しい状況の中清酒品評会で一位となり頭角を現すと、以後は次々と成果を示し続け、今日の繁栄を見ることになりました。

真澄を造るにあたっては、米、仕込みの水を厳選するのはもちろん、元々偶然蔵の中で生育していた自家酵母が鍵になっています。

今日では「七号酵母」として全国に知られているこの優良酵母が良い働きを示すことによって、真澄の仕上がりはより一層優れたものになるわけですね。

真澄の味わいは、大正時代の志のごとく華やかで尖っておらず辛過ぎず、しかし妙なところのない謹製の取れたタイプです。

レベルの高い仕事ぶりによって、徹底して仕上げられてきているために安心感があり、しかもグレードを問わず旨いのが素敵ですね。

普通酒や本醸造酒は、人を選ばず冷でもお燗にしても良いと大評判で、出荷が間に合わないほどの大人気だったこともあったそうです。

もちろん吟醸を施した高級モデルの格調高さも素晴らしく、ここ一番という時に味わいたいという良さがあります。

地域での人気も高く、伝統と成長力を併せ持つ銘柄で非常に頼もしさを感じますね。

買取価格としては、「生酒」、「野可勢」、「辛口ゴールド」が500円ほど、「夢殿 大吟醸」で1,500円ほどとなっています。

『日本酒』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,リサイクル店の査定額は安い

全国にある中古リサイクル店ではお酒も買取りしてもらえます。

しかしお酒の査定士などはおらず、安い販売価格に合わせて買取価格も安く設定されてしまいます。

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例えば「黒龍 720ml」の場合、1社目が13,000円で2社目が21,000円という例があります。

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