すず音は、株式会社一ノ蔵が醸造しているスパークリングタイプの日本酒ブランドです。飲み切りサイズの上非常にアルコール度数が低いなど、新境地を開拓した日本酒です。

元々戦後しばらく経ってから統合されて会社としてスタートを切った一ノ蔵でしたが、1982年、社長の鈴木氏は視察旅行で足を運んだ欧州で、あるビールに出会います。

それはベルギーのランビックというお酒で、ビールでありながらワインのような香りをたたえた話題性のある銘柄でした。

このお酒やヨーロッパでのお酒の楽しみ方に感銘を受けた鈴木社長は協力者とともに垣根を越えた日本酒開発を始め、やがて低アルコール日本酒「ひめぜん」の開発に至ります。

さらにそのノウハウを活かして発泡性を持たせる新酒の開発に取り組み、ついに1998年に低アルコール発泡清酒「すず音」の開発、発売にこぎつけます。

今でこそスパークリングタイプ酒も少なくありませんが、当時はまったくの新機軸で、協力を得られづらい状況もありましたが、次第に人気に火がつきました。

現代では日本アカデミー賞の授賞式に用いられるなど、様々な権威ある場に用いられるとともに、新ジャンルの先駆者としての評価を得ています。

その特徴は、明快なほどのおいしさと飲みきりやすさです。

まず日本酒は、アルコール度数がきつく飲みにくい印象がありましたが、すず音の度数はひめぜんよりもさらに低い5%。一般的なシャンパンよりも低い値でもあります。

そのためアルコールの風味が苦手な方でも飲みやすく、また、炭酸と言ってもお酒が回ってしまう心配もさほどありません。

加えて香り、旨みとも明快で、味わいはまるでジュースのよう。日本酒らしくはありませんが、オープニングドリンクとしては最適と言えるでしょう。

しかしその実、「らしくなさ」を演出しているのは徹底して日本酒のエッセンスであるところにも妙味があり、新機軸を造るにふさわしい実力があります。

イベントなどで、酔いが回ってしまうことを避けるために用いるなど、フォーマル的な分野からリラックスタイムまで、非常に大きな役割を期待できますね。

海外での日本酒ブームに合わせて、パーティでも飲みたいといった需要も増えることも考えられ、今後の躍進が非常に期待できる銘柄です。

買取価格は「すず音 発泡清酒」が500円ほどとなっています。

『日本酒』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,リサイクル店の査定額は安い

全国にある中古リサイクル店ではお酒も買取りしてもらえます。

しかしお酒の査定士などはおらず、安い販売価格に合わせて買取価格も安く設定されてしまいます。

そのためお酒専門の買取業者へ査定を出す方が金額アップにつながります。

2,見積もりは複数社だと高くなる

お酒の見積もりは買取業者で金額差があります。

例えば「黒龍 720ml」の場合、1社目が13,000円で2社目が21,000円という例があります。

このように金額差が大きいことがあるので、見積もりは複数社に出して一番高い業者へ売る方法がお得になります。

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