英勲とは、京都の斎藤酒造によって醸造されている日本酒のブランドです。造酒業としても約一世紀の歴史がありますが、元々は江戸期からの呉服業でした。

元々は他の名前だったのですが、大正天皇の大典の儀の折り、それを記念する意味合いもあり「英勲」と名を改めたのがきっかけとのことです。

その最大の特徴は、用いられている「米」にあります。

酒米と一言で表現しても内容は様々で、誰もが知っているブランドから食用米、もち米に至るまで、造酒に用いる米はありますが、英勲はそのどれとも違います。

英勲に用いられているのは「祝米」と言って、京都で生産され、京都の酒蔵のみで用いることができるお米とのことです。しかも食用にはできません。

こうした、厳格と言うよりも儀式的と言ってすら良いほどの制約のもとで、酒造りが行われているというわけです。

しかも祝米は背が高くて非常に扱いにくい上に、収穫しても精米の際に割れやすかったりと非常な難物であり、今では扱いたがる人も少ないほどです。

ただそれだけに独特の味わいが期待でき、苦労の甲斐あり英勲は、十数年にわたる全国新酒鑑評会での金賞受賞という快挙を成し遂げていますね。

もっとも、そうして苦労に苦労を重ねて作られてきた個性はギラついたものではなく、むしろ進んで脇役に下がっていくような控えめなもの。

とにかくスイスイ飲める、色々な食事に合うという好評の声が非常に多く、食虫酒として極めて優れたレベルにあるというのが分かります。

際立った技術や努力だけでなく、祝米の生産など、「職人を支える職人」が不可欠な銘柄でもあり、希少な存在として今後も注目されていくでしょう。

買取価格の上限は、1800mlの「古都千年」が1,600円ほど、同じく1800mlの「一吟」が3,200円ほどになっております。

『日本酒』を損せず高額買取してもらう方法とは?

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