宗玄は、石川県の宗玄酒造株式会社が醸造している日本酒のブランドです。江戸期より酒造りを続け、非常に実力のある蔵元として知られています。
能登半島は広く知られているように自然環境が厳しい土地ですが、わき水を始めとする山の幸が沢山あり冬場は寒いので、造酒に適した面が多くあります。
とは言え急な地形と豪雪などの原因で、特に造酒期間中は他の地域と隔絶されてしまうのもまた事実で、結果、独自の技術集団「能登杜氏」を生みました。
宗玄酒造はその能登杜氏の技術をいかんなく活かしつつ、当時の先端技術である清酒造りの技法を吸収し、独立独歩の地位を築いていきます。
もちろん酒米も地元産のものを扱い、長く親しまれてきた宗玄ですが、さらに時代が進むや吟醸造りとともに兵庫の山田錦を取り入れ、柔軟な姿勢を見せます。
つまり、同じ銘柄と言えども伝統派の地酒の味わいと、より先進的で洗練された吟醸の風味を味わえるのが現代の宗玄の魅力と言えます。
近年では隠し酒のように温度が一定のトンネルにお酒を貯蔵しさらなる質的向上をはかったりと新たな挑戦を進めています。
さらにはトロッコ鉄道を復活させるなど、ワクワク感に溢れる試みも行っており、目が離せない蔵元の一つとなっています。
宗玄の味わいですが、純米造りとなると、技術が尽くされたが故の甘さがふわりと広がり、それに伴って香味も漂ってきます。
厳しい自然によって培われたお酒ですがきつさはなく、むしろ優しさ柔らかさが前面に出た風情があり、実に飲みやすいと評判です。
濃密さも十分にあるので、お肉や洋食などの味付けがしっかりしたお料理にも良く合い、しかし相手を打ち倒すような厳しさはありません。
もちろんお酒を主役にして楽しんでも素晴らしい趣きを満喫することもできますし、当地の名物料理と一緒に、是非とも楽しんでいきたいお酒と言えます。
買取価格は、「上撰」、「純米酒」が500円ほど、「しぼりたて生原酒」が800円ほど、「特別限定雫酒壺 古古酒大吟醸 1800ml」が7,000円ほどとなっています。
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