パオは、日産自動車が製造、発売していたコンパクトカーです。
登場したのは1989年。日産における「バイクカー」シリーズとして発売が開始されましたが、市場に投入された、というわけではなく受注生産の方式が取られました。
にも関わらず、当時のバブル景気の好調さもあってか、数ヶ月の受注期間を確保すると、注文が殺到し大人気となります。
その特徴は、「フィガロ」などとも共通する、極めてレトロチックな可愛らしいボディラインです。
フロントから見ることができる「顔付き」も、丸いライトと大きくて平たいノーズが、いかにもクラシックカーっぽい雰囲気を漂わせています。
内装もまた、極めてレトロ的に仕上げられており、ステアリングの形状や色から計器類に至るまで、クラシカルな世界観を崩すことはありません。
とは言え、「レトロ調」であるだけで、実際的には新式車、それも受注生産ということもあってか、当時最先端の技術がふんだんに盛り込まれています。
故に乗り心地は良好で、嫌な気分に陥ることにはならず、この独特の世界観を満喫することができます。
搭載されているエンジンは、1lクラス4気筒のコンパクトなもので、いわゆる完全な「リッター車」ですね。
ただ、車体重量が700キロ代と極めて軽いこともあり、力不足に直面してしまう心配は極めて少ないとも言えます。
高速での走りよりも「楽しさ」をという形で、完全にコンセプトを示しているため、かえって迷いが少なくパオに向く走りが模索できるのも面白いところだと言えますね。
1990年には生産が終了したために、今ではすっかり希少車ですが、その独特な楽しさが見えるフォルムや性能とあいまって、非常に人気のある車です。
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