吉乃川は、吉乃川株式会社が醸造している日本酒です。十六世紀半ば、江戸幕府が開かれる前から創業し酒造りを続ける、非常に伝統のある蔵元です。

極めて長い歴史に裏打ちされつつも、一方で代々変革の気質にも富んでいて、大正期には当時珍しい鉄筋作りの蔵を建設し、戦後には大型仕込みを始めました。

一挙大量に仕込むことによって、他の製品にも言えることですが、コンディションのばらつきが少なく、より安定的な品質に近づけることができます。

こうした進展により安定した常に安定した質を持つお酒を造れるようにレベルを高める一方、地酒ブームの折には技を尽くした「極上 吉乃川」を生み出します。

いつでもその場にあって、いつでも飲めて飽きないお酒をといった基本の姿勢を崩すことなく、現在に至るまで高い評価を得ています。

一方その真髄は機械化や自動化ではなく「吟醸」の技術であるとも言われています。

吟醸酒を世に出せない時代でも技を磨き続け、戦中戦後の物不足の折でも妥協することがなかったからこそ、今の味があるとも言えます。

辛口と銘打たれているものに関してはしっかりと主張がありつつも、出しゃばることはなく丁寧に料理の良さを引き出してくれる。

あるいは辛口でないものに関してはとても芳醇ながら落ち着きがあり、引くべきは引いてくれると、食事の邪魔をしない気遣いが好評です。

もちろん、小瓶などでちょっと飲む際にもスっと喉越し良く楽しむことができますし、冷酒から温度を変えて風味を味わうこともできます。

極めて端正なお酒ですから安心して贈答用など人に勧めることも可能で、ワイワイと楽しい酒席の雰囲気を邪魔することもないでしょう。

時代とともに進化を続けてきた実績があるので、今後も安心感を抱くことができる銘柄だと言えますね。

買取価格としては「厳選辛口」、「越後純米」、「芳醇」が500円ほど、「純米大吟醸 秘蔵酒」が1,500円ほどとなっています。

『日本酒』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,リサイクル店の査定額は安い

全国にある中古リサイクル店ではお酒も買取りしてもらえます。

しかしお酒の査定士などはおらず、安い販売価格に合わせて買取価格も安く設定されてしまいます。

そのためお酒専門の買取業者へ査定を出す方が金額アップにつながります。

2,見積もりは複数社だと高くなる

お酒の見積もりは買取業者で金額差があります。

例えば「黒龍 720ml」の場合、1社目が13,000円で2社目が21,000円という例があります。

このように金額差が大きいことがあるので、見積もりは複数社に出して一番高い業者へ売る方法がお得になります。

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