十四代は、高木酒造株式会社が醸造している日本酒です。様々な銘酒がある中でも、一際プレミアがついた超高級酒として多くの層に知られています。

高木酒造の創業は1615年、ちょうど大阪の陣も終わり、世間が天下泰平を迎える中で酒造りが始められました。

米、水ともに良質である現在の山形県に蔵を構え、長らく「朝日鷹」の銘柄で酒を造り、多くの人々に愛されてきました。

転機が訪れたのは、1990年代のこと。かつてアルコール度数などで日本酒をランク付けしていた旧区分が撤廃され、本物志向が進んだ頃に遡ります。

元々、蔵の中でも別格的存在である古酒にのみ呼称を認めていた十四代を、正式名称として販売することにしたのです。

すると、淡麗な辛口、スッキリ系のお酒が全盛だった中で、芳醇な甘口を誇る十四代は、たちまち全国的な人気となりました。

辛口が一般的な中で甘口のお酒が出てきて流行する構図は、明治時代、広島の造酒が台頭してきた時と同様の構図です。

しかも十四代は大吟醸など、徹底して技を尽くされてきたのですから、その衝撃度もひときわ大きいものになったわけですね。

数字を全面に出した、ちょっと珍しい酒名や、卸された酒屋で冷暗保存されていてもひと目で分かるきらびやかさなどの要素も人気を集めました。

質的な点はもちろんのこと、斬新な方向性や、広告販売戦略に至るまで、徹底して考え尽くされているからこそ、飛び抜けた結果を出しているわけですね。

もちろん一時の人気だけではなく、甘味と旨みの濃厚さや、寝かせるとさらに力を増す潜在力の強さなどが、多くの飲み手に絶賛されています。

ヴィンテージ・ワイン並の値段で取り引きされることもある十四代は、名実ともに日本酒ブームを象徴する存在と言えるのではないでしょうか。

買取価格の上限は、1800mlの「純米大吟醸 七垂二十貫」が70,000円ほど、「純米大吟醸 龍月 七垂二十貫」が120,000円ほどになっております。

また、「純米大吟醸 龍泉」であれば、買取価格の上限として、240,000円ほどを望むことができます。

『日本酒』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,リサイクル店の査定額は安い

全国にある中古リサイクル店ではお酒も買取りしてもらえます。

しかしお酒の査定士などはおらず、安い販売価格に合わせて買取価格も安く設定されてしまいます。

そのためお酒専門の買取業者へ査定を出す方が金額アップにつながります。

2,見積もりは複数社だと高くなる

お酒の見積もりは買取業者で金額差があります。

例えば「黒龍 720ml」の場合、1社目が13,000円で2社目が21,000円という例があります。

このように金額差が大きいことがあるので、見積もりは複数社に出して一番高い業者へ売る方法がお得になります。

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