「サリヴァンズ・コーヴ」はオーストラリアのタスマニア州で製造されているウイスキーです。2014年のワールドウイスキーアワードで世界一の称号を受賞した実績を持っています。
このウイスキーを製造しているのはサリヴァンズ・コーヴ蒸留所です。この名前は蒸溜所の近辺にある入り江の名前に由来しています。またこの地名はタスマニアの初期の植民者・ジョン・サリヴァンから付けられました。
さて、この蒸溜所で作られているウイスキーにはいくつかの種類があります。定番のものから近年発売されたものまで紹介していきましょう。
『ダブルカスク(白ラベル）』のものはまるでバニラアイスのような香りとともに総じて甘めの味わいを楽しめます。フィニッシュは余韻を残すかのように長く続きます。
『アメリカンオーク(黒ラベル）』はマシュマロやはちみつを連想させる甘い香り、味わいは芳醇で果実味をうかがわせます。余韻はちょっぴりスパイシーなのが特徴的です。
『フレンチオ－ク（青ラベル）』はこの蒸溜所で製造されているものの中でも最も甘い香り・風味を示す1本で、まるでトルコ菓子のような甘い余韻を残していきます。
2017年にはこれらに加えて新しく緑ラベルのものがリリースされました。これは3種類の上位モデルとして販売されたもので、400本の限定販売となりました。
早い段階からウイスキーファンの間では注目の的となり、投資用としても購入されるようになりました。
ウイスキーの「サリヴァンズ・コーヴ」には1本につきおよそ7,000円から20,000円以上の買取価格がついています。特に緑ラベルのものに関しては20,000円以上の査定になる可能性が高いでしょう。
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