「ロス・ヴァスコス」は南アメリカのチリで生産されているワインです。
このお酒の歴史は古く、1750年にチリに移住してきたスペイン人が始めたのが最初になります。
時は現代になり、フランスでは名門と言われるラフィットグループはチリでワインを製造することに決め、それに伴ってブドウを生産する土地を探していました。
そして生産者や銘醸地など、様々な要素を調査していく中で候補に挙がったのが「ロス・ヴァスコス」でした。
さて、この土地の風土ですが、太平洋の近場にあり、海から冷たい風が吹き抜けることが特徴です。よって、特に朝と晩には冷涼な気候となります。この冷涼な気候はブドウの栽培に最も適しています。
ブドウを栽培している土地は南アメリカでも最大級の面積を誇っていますが、除草剤や殺虫剤といった化学物質を使用しない昔ながらの手法をとっています。
さらに収穫は人の手で一つ一つ丁寧に行われるなど、科学技術が進歩した現代においても手間暇をしっかりとかけて栽培されます。こうして収穫されたブドウこそが、このお酒のおいしさの秘密なのです。
さて、ロス・ヴァスコスの味の特徴ですが、大きく分けて二つに分かれます。
一つ目は口当たりの滑らかさです。すっと口の中に広がる風味がさわやかであり、特にチーズとの相性は抜群だと言えるでしょう。特に塩分を抑えたものであればさらにおいしく食べられます。
二つ目は果実の風味の強さが挙げられます。ブドウ本来のおいしさをそのまま濃縮したかのようなおいしさを誇っており、一口だけでも余韻が残るほどの風味があります。
「ロス・ヴァスコス」には1本につきおよそ300円前後の買取価格がついています。
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