黒龍とは、福井県の黒龍酒造株式会社が醸造している日本酒のブランドです。かつて酒どころとして知られた当地で、江戸後期以降実績を積んできました。

霊峰として有名な白山山系からの天然水と、恵まれた土壌という素地を活かした酒造りが行われています。

当地を流れる九頭竜川は、古くは黒龍川と呼ばれており、そこから黒龍の名がついたと言われています。

まだ、吟醸酒が世に出てくる前から、「吟味して醸ずる」として「吟醸」を用いるなど、先進的なセンスを有していました。

戦後、日本酒が大量生産される時代に入ってもとことんまで質にこだわり、日本酒を冷たくして味わうための銘柄なども生み出しました。

そして、1975年、他の蔵元に先駆けて大吟醸酒である「龍」を発売し、業界を大いに賑わせました。

徹底して米を磨き抜く大吟醸酒という概念は、当時の大量生産路線の真逆の方向性でしたが、今日の隆盛の先駆けとも言えるだけの人気を博します。

区分も廃止された現在、さらに徹底した質の追求を進め、際立ったレベルの高さを示し続けています。

用いるお米は兵庫県東条産の山田錦。東条のお米の出来の素晴らしさは有名で、黒龍酒造もまた「フロンティア東条21」の一員として活動しています。

さらには、最新鋭の設備を導入することでの、徹底した熟成を可能にした環境作りによって、他とは違う仕上がりを目指しています。

そのたゆまぬ努力は全国のお酒好き、ファンたちの好評を集めていますね。

豊かな香味があり、一方で甘さは控えめ、スイっと入っていく淡麗とも言える飲み口ともあいまって、食中酒として最適な雰囲気があります。

挑戦と技への追求を続けつつも、主張しすぎることない銘柄ですので、今後も生活に寄り添うように愛され続けるのではと思います。

買取価格の上限は、「大吟醸 しずく」が10,000円ほど、「石田屋 純米大吟醸」が18,000円ほどとなっております。

『日本酒』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,リサイクル店の査定額は安い

全国にある中古リサイクル店ではお酒も買取りしてもらえます。

しかしお酒の査定士などはおらず、安い販売価格に合わせて買取価格も安く設定されてしまいます。

そのためお酒専門の買取業者へ査定を出す方が金額アップにつながります。

2,見積もりは複数社だと高くなる

お酒の見積もりは買取業者で金額差があります。

例えば「黒龍 720ml」の場合、1社目が13,000円で2社目が21,000円という例があります。

このように金額差が大きいことがあるので、見積もりは複数社に出して一番高い業者へ売る方法がお得になります。

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