菊姫とは、石川県の菊姫合資会社が醸造している日本酒のブランドです。江戸幕府が開かれたのと同じぐらいの時期に創業された、歴史ある酒造会社です。

明治時代には合資会社として近代的な枠組みを確立し、昭和16年には宮内庁の御用達になるほどに至ります。

戦中の物資不足や戦後の混乱を乗り越えて、早々に吟醸酒の研究を始めたことでも知られています。

戦時中は米を無駄遣いすべきでないと純米酒製造は禁止され、戦後でも物資不足という状況がある中で、この吟醸への挑戦は非常に画期的でした。

その名付けの由来は定かではありませんが、古来より「加賀の菊姫」の名は高く、かの豊臣秀吉も花見の際、是非に、と取り寄せたと言われております。

早々から吟醸酒の研究に取り組んだこともあり、厳選された素材を丁寧に吟醸し仕上げていく点には極めて定評があります。

一方で他のお酒もおそろかにはせず、それぞれのグレードで最善を尽くすというタフで真摯な姿勢にも信頼が置かれていますね。

中でも極上の吟醸酒を選りぬき、さらには十数年間にわたって熟成させた「菊理媛(くくりひめ)」の贅沢さは他の追随を許しません。

その味わいは、同一グレードでも様々幅があり多角的な楽しみ方ができますが、とりわけ香りと風味のバランスは素晴らしいですね。

徹底した選りぬきにより蓄積されたパワーがある分個性も豊かですが、日本酒の真髄と言ってもいい銘柄だけに初心者にも適しています。

料理にも良く合いますが、合わせるお料理も吟味しておきたいほどのお酒とも言えます。

一定以上のグレードであれば、まずはお酒だけで楽しんでみたいというのが正直なところかも知れません。

名前、由来、味ともに申し分なく、贈答用にも極めて適していますね。

正統派かつ伝統派的な日本酒の決定版とも言えるお酒だけに、今後の活躍にもますます期待したいところですね。

買取価格としては、「姫」、「にごり酒」、「特撰純米」が500円ほど、「黒吟 1800ml」が10,000円ほどとなっています。

また、最上級モデルである「菊理媛」ですと、1800mlで25,000円ほどの買取価格になっています。

『日本酒』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,リサイクル店の査定額は安い

全国にある中古リサイクル店ではお酒も買取りしてもらえます。

しかしお酒の査定士などはおらず、安い販売価格に合わせて買取価格も安く設定されてしまいます。

そのためお酒専門の買取業者へ査定を出す方が金額アップにつながります。

2,見積もりは複数社だと高くなる

お酒の見積もりは買取業者で金額差があります。

例えば「黒龍 720ml」の場合、1社目が13,000円で2社目が21,000円という例があります。

このように金額差が大きいことがあるので、見積もりは複数社に出して一番高い業者へ売る方法がお得になります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。