八海山とは、新潟県の八海醸造株式会社が醸造している日本酒ブランドです。大正期に八海醸造として創業し、以来極めて積極的に造酒に取り組んでいます。

今日ではテレビCMが流れるなど、単なる地酒の枠を超えてとても認知度が高いと言える地位を占めていますが、その姿勢は徹底したものでした。

地酒ブームの折、「少数精鋭」で個性を示そうとする多くの蔵元とは異なり、高品質のものを求めやすい価格でと、逆に積極展開を行ったのです。

もちろん、生産数を増やせば売れ残りのリスクを生じ、設備投資にもコストがかかる他、人員や施設の管理など難しいことが極めて多く出てくるものです。

しかし八海醸造はあえてこれをやり遂げ、日本中においしいお酒を提供することで、その基盤を確固とすることになったのでした。

今日では瓶詰めのための工場から社員食堂に至るまで、あらゆる面でのハード、ソフトを問わない積極的な整備を続け、さらに味を進化させています。

とりわけ大吟醸に関しては時に秒単位の作業工程、あるいは数十日に及ぶ厳格極まる管理を施していきますが、そのノウハウは普通酒にも活かされます。

評判の高さは、全国のチェーン店を含む、無数の居酒屋のメニューを見れば明らかですが、飲む側も直接的に述べています。

安定感とコストパフォーマンスの高さ、妙にひねっていない着実さと、クセが少なく品の良い口当たりなどは非常に評価が高いですね。

グレードを問わず非常に安定感があり、とても入手しやすいことから、まさに日本酒のスタンダード・モデルとしての風格があります。

居酒屋で大人気とされていることからも分かるように、料理に良く合い、しかもさほどジャンルを選びません。

実に自然にうまく料理の良さを引き立ててくれる「職人」的な態度は、お店か家かを問わず料理人を助けてくれます。

バリエーションも非常に多彩で、贈答用にも適している他、知名度が高いので酒席で敬遠される心配も少なく使い勝手が良いとも言えます。

近年の甘酒ブームの牽引役である八海醸造のメインブランドだけに、次はどんな進化を見せるのか、目が離せない銘柄ですね。

買取価格としては、「清酒」、「吟醸」、「普通酒」が500円ほど、1800mlの「大吟醸」が2,000円ほどとなっています。

『日本酒』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,リサイクル店の査定額は安い

全国にある中古リサイクル店ではお酒も買取りしてもらえます。

しかしお酒の査定士などはおらず、安い販売価格に合わせて買取価格も安く設定されてしまいます。

そのためお酒専門の買取業者へ査定を出す方が金額アップにつながります。

2,見積もりは複数社だと高くなる

お酒の見積もりは買取業者で金額差があります。

例えば「黒龍 720ml」の場合、1社目が13,000円で2社目が21,000円という例があります。

このように金額差が大きいことがあるので、見積もりは複数社に出して一番高い業者へ売る方法がお得になります。

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