呉春(ごしゅん)は、大阪は池田市の呉春株式会社が販売している日本酒です。「池田酒」と特に記されている、江戸期の大阪酒の隆盛の名残を伝える貴重なお酒です。
では何故名前が「呉春」になったのかと言いますと、かつて池田は「呉服の里」と典雅に言い表されていたことがあるからです。
元々「呉服」というのは、古代中国の呉から日本に参上してくれたお姫様たちがもたらしたもので、時の帝にも絶賛され、祀られることになったと言います。
つまりこのお酒の名前そのものが池田の様々な文化の証であり、加えて言えば「春」はお酒を意味する部分もあります。
さらには江戸期に活躍した著名な画家、松村呉春とゆかりが深いネーミングでもあり、あらゆる意味で縁起が良い名前と言えるでしょう。
また、「池田酒」と銘打たれている点については、いち早く酒造りの許可を取り付け、最盛期には四十近くの蔵があったという古豪の「意地」を感じます。
行政的な悶着もあって、次第にその人気は江戸前のお酒にとって変わられた史実はあるものの、その歴史とノウハウの蓄積は本物です。
創業以来一切脇道に逸れず妥協をしないその仕事ぶりは食通たちにも好評で、大人気漫画にも取り上げられたことがあるようです。
味わいとしても風味が豊かだがあまりキリっとせず香りもきつくなくと、普段飲み慣れていないビギナーにも向いているお酒といった評価があります。
また、逆に「和」を重んじる気質のお酒のため、最近流行の様々な味わいのお酒の個性が際立つ意味で、飲み比べにも向いているようですね。
買取価格としては「普通酒」としての呉春で300円ほど、高級モデルの「特吟」で500円ほどを見込むことができます。
『日本酒』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,リサイクル店の査定額は安い
全国にある中古リサイクル店ではお酒も買取りしてもらえます。
しかしお酒の査定士などはおらず、安い販売価格に合わせて買取価格も安く設定されてしまいます。
そのためお酒専門の買取業者へ査定を出す方が金額アップにつながります。
2,見積もりは複数社だと高くなる
お酒の見積もりは買取業者で金額差があります。
例えば「黒龍 720ml」の場合、1社目が13,000円で2社目が21,000円という例があります。
このように金額差が大きいことがあるので、見積もりは複数社に出して一番高い業者へ売る方法がお得になります。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。