富士山麓は、日本のキリンが製造している、ジャパニーズ・ウイスキーです。様々な国のウイスキーの長所が含まれていると、近年急速に評価を高めています。

ニッカやトリスなどのジャパニーズ・ウイスキー、そして海外から多くの本格派ウイスキーがやってきた戦後の日本。

その今までとは違う風味と趣きに日本中のファンが夢中になる中、キリンでも新たなプロジェクトが進められようとしていました。

1972年、キリンを含む国内外の企業が結集し、今までにはないウイスキーを造ろうと手を取り合ったのです。

地域ごとの「本場」が極めてはっきりしているウイスキーの世界にとって、極めて画期的な取り組みの場に選ばれたのは、素晴らしい空気と水がある、富士山麓でした。

そして建設された富士御殿場蒸溜場では、メインであるモルトとサポート役であるグレーンウイスキーを同時に造り、しかもグレーンには他にないほど力を入れました。

伝統的な単式蒸留や、バーボン用の蒸留器など、三種類もの方法でグレーンを造り出す、世界にも類を見ないグレーン造酒を行いました。

モルトだけではなく、グレーンの側にも主役がいるというキーグレーンという考え方は、この蒸溜場出身の富士山麓が始めて明示したと言っていいでしょう。

さらには、年数が経てば経つほど価値が上がると思われているウイスキーの「ピーク」を見抜き商品化する方法や、従来よりさらに雑味を減らす方法も採用します。

それらの製法は極めて効果的かつ画期的であり、伝統ある他の蒸溜所ではかえって難しかったとも考えることができます。

しかし、理想を現実化し、徹底してクリアでさっぱり感のある逸品に仕上げるには、相当の苦労が必要だったはずで、その努力が分かる逸品ですね。

2005年に造られた富士山麓シリーズは、一連の試みの、ある種の集大成ではないかとも言えますね。

廉価なノーマルバージョンの富士山麓と、プレミアものの「18年」ものが世に出ていますが、最近でもリニューアルが行われ、ますます楽しみになってきています。

買取価格の上限は、「富士山麓 18年 ブランデッド スモールバッチ」で10.000円ほど、「富士山麓 18年 シングルモルト」で18.000円ほどとなっております。

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