梵は、福井県の合資会社加藤吉平商店が醸造している日本酒のブランドです。

幕末に創業された蔵元で、北陸清酒鑑評会四連覇など、長らく大きな実績を積んできました。

梵が正式なブランドになったのは戦後のこと。元々ごく限られたお酒にのみ付けられていた「梵」を主力銘柄として広く名付け始めたのです。

多くのお酒に梵の字が冠されるようになってからも質はまったく落ちることなく、その五年後には日本初の大吟醸酒を売り出し始めます。

これには規格外の精米を施しても米を壊さないだけの技術が不可欠でしたが、梵は見事にそれを成功させ、評価をいよいよ不動のものとします。

現在ではオバマ前大統領や超有名アスリートに提供されるなど、日本を代表するといってもいい活躍ぶりを示していますね。

その特徴は、純米と麹と水のみで仕上げる完全純米であり、しかもその米は山田錦や五百万石といった超一流どころのみ。

酵母もすべて自社生産で造られているなど、その厳選主義と徹底ぶりは他に比べても際立ったものがあります。

名水が米の魅力を引き出し、匠の技が素材を活かす好循環が成り立っていると言えるでしょう。

そして、最大の特徴は、先陣を切る形となった吟醸のレベルです。全てのお米を四割以上も削り、もっとも際立ったものだと八割も削り落としています。

大吟醸の基準よりもはるかに上回るほどの磨きの徹底さが、国際レベルの質の高さをもたらしているとも言えますね。

もちろん、公的な部分だけでなく、一般層からの評価も極めて高いものがあります。

磨き込んでいるが故の洗練された香味と甘味があり、しかも素材を選び抜いたが故の力感も損なわれていないので、幅広い楽しみ方が可能です。

数多くの実績と、高い技術に裏打ちされた実力があり、今後も世界レベルでの活躍が期待できる銘柄と言えるでしょう。

買取価格の上限は、1800mlの「極旨 純米大吟醸 団 中取り 磨き二割」が7,000円ほど、「超吟」が8,000円ほどとなっております。

『日本酒』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,リサイクル店の査定額は安い

全国にある中古リサイクル店ではお酒も買取りしてもらえます。

しかしお酒の査定士などはおらず、安い販売価格に合わせて買取価格も安く設定されてしまいます。

そのためお酒専門の買取業者へ査定を出す方が金額アップにつながります。

2,見積もりは複数社だと高くなる

お酒の見積もりは買取業者で金額差があります。

例えば「黒龍 720ml」の場合、1社目が13,000円で2社目が21,000円という例があります。

このように金額差が大きいことがあるので、見積もりは複数社に出して一番高い業者へ売る方法がお得になります。

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