デュワーズは、ジョン・デュワー&サンズ社によって造られ、販売されているスコッチ・ウイスキーです。日本においてはサッポロビールが販売を手がけています。

1846年に創業者のジョン・デュワーによって、スコットランドの南ハイランドで造られ始めましたが、その名を広めたのは息子のトミーです。

トミーは当時最先端だった映画やネオン広告といったジャンルにいち早く目をつけ、その広告効果を最大限に活用し、デュワーズを一気に広めました。

また、アバフェルディ蒸溜所を故郷のハイランドに造るなど、質量ともに万全な体制を作り上げるなど隙のない戦略を掲げますが、思わぬ逆風に遭います。

それは、「禁酒運動」でした。当時のアメリカではお酒が様々な問題のもとであるとして、禁酒運動が極めて盛んに展開されていたのです。

映画を活用し、アメリカにおいても非常に勢力を伸ばしていたデュワーズのウイスキーが槍玉に挙がるのも当然の流れでした。

それに対しトミーは猛然と抗議し、紙面で「階級闘争である」とまで述べましたが結局米国で禁酒法が成立、デュワーズは締め出されてしまいました。

しかしデュワーズは諦めず、第二次世界大戦前には英国新聞史上初のカラー広告を打つなど積極的に展開を続け、今なお存在感を示しています。

一方、デュワーズの製法は、その華々しい広告戦略とはうってかわって、着実かつ丁寧なものです。

個性の強いスコッチの中でも、まろやかさとバランスに定評のあるアバフェルディをメインとし、数十種のモルトを混ぜ、じっくり長い時間熟成させていくのです。

さらに銘柄によっては仕上がってからブレンドとしたものをさらに樽に戻すという、ダブルエイジングという手法も用いられています。

こうして、徹底的に角が立たず丸いおいしさを追求したことで、単体ではなくカクテルの素材としても極めて注目を浴びています。

プロのバーテンダーが選ぶナンバーワンスコッチに選定されたこともあるほど、デュワーズの総合力は優れているとも言えます。

近年日本での販売実績も上がっているようですし、国内での人気に火がつくのも、そう遠い話ではないかも知れませんね。

買取価格としては、「ホワイトラベル」が300円ほど、「15年」が2,000円ほどとなっています。

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