貴とは、山口県の永山本家酒造場で造られている日本酒のブランドです。明治中期の創業で、およそ一世紀以上の歴史がある蔵元です。
かねてから「男山」などが知られていましたが、2001年に新たな銘柄として「貴」が立ち上げられ、現在に至っています。
その大きな特徴は、造酒は冬に行われますが、夏にも米作りから行うという「一貫方式」にあります。
元々農家の副業として行われていた酒造の「原風景」を思い起こさせるものがありますが、現代それをやるのは簡単なことではありません。
多くの蔵元で米作りへのこだわりが見られるようになっても、蔵元自らが米作を担当するというケースはほとんどありません。
米作りには当然多大な労力が必要になってくるので、夏場の造酒にも影響が出るだけでなく、農業の高い技術も必要だからです。
しかし永山酒造場ではこうした問題をクリアし、しかも各グレードアルコール添加を行わない純米での酒造りに挑んでいます。
さらに、丹精込めて作られた米の味を活かす仕込み水はミネラル分豊富な硬めの水で、スッキリとした表情を出すことに貢献しています。
まだまだ若いブランドではあるものの、その妥協ない仕事ぶりのためか、評判は着々と上がってきていますね。
甘味、香味はそれほど強いないけれども、しっかりした旨みと飲みやすさがあり、繊細な料理にも力感ある料理にも良く合うとの評が多かったですね。
銘酒の多い山口のお酒の中にあっても、埋没せずに自分の色を出していけるだけのポテンシャルがあり、今後の躍進がとても期待できる銘柄です。
買取価格の上限は、「純米大吟醸 山田錦 雫搾り」が1,600円ほど、「純米大吟醸40」が2,300円ほどとなっております。
『日本酒』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,リサイクル店の査定額は安い
全国にある中古リサイクル店ではお酒も買取りしてもらえます。
しかしお酒の査定士などはおらず、安い販売価格に合わせて買取価格も安く設定されてしまいます。
そのためお酒専門の買取業者へ査定を出す方が金額アップにつながります。
2,見積もりは複数社だと高くなる
お酒の見積もりは買取業者で金額差があります。
例えば「黒龍 720ml」の場合、1社目が13,000円で2社目が21,000円という例があります。
このように金額差が大きいことがあるので、見積もりは複数社に出して一番高い業者へ売る方法がお得になります。
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