まんさくの花は、秋田県の日の丸醸造株式会社が醸造している日本酒です。江戸前期、元禄の頃から創業している、歴史ある蔵元です。
明治維新後にはかなりの成功を収めましたが、戦時統合の煽りを受けて一度は廃業を余儀なくされ、戦後復活したという経緯があります。
この銘柄ができたのは昭和56年、NHKのテレビ小説で「まんさくの花」が放映されたのがきっかけとのことです。
しかし単に時流に乗っただけのものではなく、これまでの「日の丸」とは対極の、軽く柔らかな味わいが受け、大ヒットとなりました。
今日では、特別本醸造以上のグレードに特化するとともに、地元の米を積極的に用い、地酒らしさを強調する形になっています。
とは言えとっつきにくい気位の高さよりも親しみやすさが全面に出ており、価格もリーズナブルになっております。
旨みと優しさが前面に出ており、しかも甘味も楽しむことができると評判です。
それでいて脆弱さはなく、様々な余韻を味わうこともできるなど、日本酒ならではの面白さにも満ちています。
お冷でややキリっとした感覚を味わうのも良いですし、自然に常温になるのに任せ、よりまろやかに楽しむのも良いですね。
丁寧な仕事ぶりがバランスにも現れていますので、日本酒ビギナーにも最適です。
また、飲み比べで変化が味わえるお酒でもあり、特に年配の方への贈答にも向くなど、極めてコストパフォーマンスが高いですね。
今後も変わらず評価されるべき銘柄だと言えるでしょう。
買取価格としては、「純米吟醸一度火入れ原酒 親子米仕立て」、「純米吟醸無濾過生原酒 星あかり」が500円ほどになっています。
また、桐箱入りの「別格大吟醸」ですと、1,500円ほどの買取価格になります。
『日本酒』を損せず高額買取してもらう方法とは？
1,リサイクル店の査定額は安い
全国にある中古リサイクル店ではお酒も買取りしてもらえます。
しかしお酒の査定士などはおらず、安い販売価格に合わせて買取価格も安く設定されてしまいます。
そのためお酒専門の買取業者へ査定を出す方が金額アップにつながります。
2,見積もりは複数社だと高くなる
お酒の見積もりは買取業者で金額差があります。
例えば「黒龍 720ml」の場合、1社目が13,000円で2社目が21,000円という例があります。
このように金額差が大きいことがあるので、見積もりは複数社に出して一番高い業者へ売る方法がお得になります。
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