高清水とは、秋田酒類製造株式会社が醸造している日本酒のブランドです。
江戸時代前期に蔵が作られてから、大いに隆盛し、時代が進むにつれて数十もの蔵が誕生することになりました。
しかし、戦時中、全ての物品が総動員され、国家のために統合される流れの中、一つにまとめられました。
その後戦後に入り国の形は変わりましたが、会社の命脈は保たれ続け、戦後、公募で「高清水」ブランドと決まりました。
蔵元が縁起や由来を考えたのではなく、あくまでもその根底に、人々の思いがあったというわけですね。
戦争による統合を経たため非常に幅が広く、現在では清酒のみならず焼酎やリキュールまで、その範囲内に含まれるようになっています。
戦時統合と戦後の発展で得られた資金を活かし、醸造期間の長い蔵の建造や自動精米など、最新技術も積極的に導入し、質を高めています。
企業的な側面が強いこともあり、知名度の高い高清水ですが、中でも特徴は酒の肝である麹の使用量の豊富さにあります。
本醸造では15%以上、普通酒なら使用量を問わないというところに、高清水は普通酒でもあらゆる日本酒に25%以上の割合を保っています。
もちろんコスト的には不利ですが、その分独自の風味が味わえるというわけですね。
そして酒を育てる酵母も手作業で、丁寧極まる仕事を続けているなど、見えないところでの研鑽には特筆すべきものがあります。
豊かな香りと常に飲んでも飽きないベーシックな味わいが多くのところで評価を得ており、特に和食に合う傾向が強いようですね。
買取価格としては、「辛口純米酒」、「大吟醸」が500円ほど、高級モデルの「大吟醸 瑞兆」が1,500円ほどとなっております。
『日本酒』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,リサイクル店の査定額は安い
全国にある中古リサイクル店ではお酒も買取りしてもらえます。
しかしお酒の査定士などはおらず、安い販売価格に合わせて買取価格も安く設定されてしまいます。
そのためお酒専門の買取業者へ査定を出す方が金額アップにつながります。
2,見積もりは複数社だと高くなる
お酒の見積もりは買取業者で金額差があります。
例えば「黒龍 720ml」の場合、1社目が13,000円で2社目が21,000円という例があります。
このように金額差が大きいことがあるので、見積もりは複数社に出して一番高い業者へ売る方法がお得になります。
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