空海の道とは、香川県の綾菊酒造株式会社が造っている米焼酎です。江戸後期の創業以来、地域に根ざした酒造りを続けてきた蔵元です。
様々な銘柄を造っている中でも、この空海の道は焼酎部門の上級モデルといった位置付けであり、それ故に各所に工夫が凝らされています。
第一には、「単式蒸留」方式を取っていることです。蒸留は複数回に分けた方が紛れが少ないのですが、あえて一回のみの蒸留で強い風味を残しているのですね。
また、かめでの長期保存や、さらには木樽を使った日本酒と言うよりはワインを思わせるような保存方法を用いて長期熟成を行ってもいます。
樽を使った保存では、密閉状態で触れ合うことで木の風味が、古式のかめ貯蔵ではお酒の呼吸が妨げられないため、大気と混ざる独特の妙味が得られます。
いずれにせよ技を尽くした上にさらなる旨みが得られるわけですが、それには保存に関わるさらなる難しさや手間、そして長い時間との対峙が必要ですね。
非常に難しい工程であり、技術力の高さがうかがえる部分だと思います。
また「空海の道」には吟醸酵母が用いられていたりと、清酒酒造のノウハウが活かされています。
その味わいは、まずお米ならではの香味が鼻をくすぐり、口に含むとお米ならではの風味と旨みが広がっていきます。
吟醸の雰囲気があるため高級感が濃厚で、かつ、長い時間をかけて熟成しているために実にまろやかに角が取れ、度数を感じさせません。
お米や和風のお膳と合わせて楽しむなど、米焼酎の良さを存分に味わえる楽しみ方がベターですが、濃密な風味を活かせば、濃いお料理にも対応できます。
最高級モデルの容器である壺は、使用後にインテリアにするにも、お酒入れにするにも最適で、飲んでからも楽しさが続くのが素晴らしいですね。
買取価格としては、樫樽に貯蔵された1800mlの「空海の道 25度」が700円ほどとなっています。
『米焼酎』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,お酒買取専門店を利用する
お酒はリサイクル店でも売ることができます。
しかしリサイクル店ではどんな商品でも相場より安く販売するため、お酒の買取価格も安くなってしまいます。
一方、お酒買取専門店であれば、相場の価格で買取りしてくれるので、高価なお酒は高額買取りになります。
2,買取りは2~3社の査定がお得
買取業者は銘柄によって得意不得意があります。高く買取りできるお酒もあれば、安くなるお酒もあります。
その金額差は大きくて2倍にもなります。そのため、1社だけで査定をすると損をする可能性があります。
2~3社などなるべく多くの査定を受けることが高額買取りのコツになります。
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