「魔王」は白玉醸造が製造している芋焼酎です。村尾や森伊蔵と並んで3大プレミア焼酎と称されることもあります。
製造元である白玉醸造は1912年に創業しました。一躍その名が広まったのは2000年代の前半で、第3次焼酎ブームが巻き起こった際に『魔王』で有名になりました。
現在焼酎ブームは過去のものとなりましたが、依然としてこのお酒は高い人気を誇っており、定価で入手することはほぼ出来ない状態になっています。
その風味はそれまでの芋焼酎の持つイメージを真っ向から否定するものでした。これがブームになる2000年代初頭、芋焼酎が一般に持たれていたイメージは「おじさんが飲んでいるお酒で匂いが強い」というものでした。
しかし、魔王はそんなイメージを一新します。まず特筆すべきはその飲みやすさです。多くの芋焼酎が持つ臭みがなく、のど越しもすんなりしています。
臭みの代わりにあるのはフルーティな香りであり、グラスに注いだだけでもその芳しい香りに酔いしれる事でしょう。
そしてひとたび口にすると今度は穏やかながらも後を引くようなほのかな甘みが広がります。アルコールっぽさがほとんど見られないこともこの焼酎の飲みやすさの一つと言えます。
フルーティな香りは黄麹を使用することによって生まれたもので、さらにそれは熟成させることによってとげとげしさを失っていきます。こうして丸みを帯びた穏やかな味わいが完成するのです。
まろやかな口当たりとじんわりと広がるようなほのかに甘い味わい、その風味は女性的であり、落ち着いてじっくり飲む1杯として最適です。
芋焼酎の「魔王」には1本につきおよそ1,000円から25,000円前後の買取価格がついています。
『芋焼酎』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,リサイクルショップは損をする
お酒を売る際は、近くにあるリサイクルショップを利用する人が多いです。
しかしリサイクルショップでは格安商品を販売しているため、お酒の買取価格も相場より安くなってしまいます。
高く売るにはお酒に特化した買取業者の方が有利です。
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