天使の誘惑とは、西酒造が造っている焼酎のブランドです。質実剛健な「宝山」で有名な酒造メーカーですが、天使の誘惑の雰囲気は、それとはかなり異なっています。
このお酒の原料はお芋。製法も含めて本来、オーソドックスな焼酎と言えるような「出身」ですが、その熟成方法はまったく独特なものです。
洋酒を造る際に用いるような樫樽やシェリー樽など、上質な木樽の中に、十年単位でじっくりと保存、貯蔵したという超熟成酒なのです。
熟成すればお酒は角が取れるものですが、そこに樽の香気が加わったため、見た目から香りまで焼酎らしさはほとんど感じない、洋酒的な感じになっていますね。
もちろん発酵と腐敗は現象的に紙一重という中で、伝統的な容器で長期間熟成させるのは大変なことで、酒造以外でも際立った技と注意は不可欠と言えるでしょう。
様々な難関と、天候などにも恵まれたという幸運にも支えられて日の目をみるに至ったこのブランドは、「天使」の名が付くにふさわしい逸品です。
色合いは上質の熟成酒特有の琥珀色の輝きを示し、尖った香味はあまり顔を出さないものの、芋焼酎ならではの力感を、口に含めば感じることができます。
しかしそれは尖ったものではなく、焼酎としては超長期の保存熟成によって、すっかり丸く、柔らかなものに形を変えています。
穏やかさが前面に出ているお酒ですので、強過ぎる主張でともに出てきたお料理の味を潰してしまう心配は少ないですが、酒の旨みを満喫したいもの。
ストレートやロックなど、できるだけ薄めない形で飲むのが通には好まれるでしょうし、割るにしても水やお湯など、別の味がないものがオススメです。
値段はさて置くとしても、ここまで上質かつ長期間の熟成を経た焼酎銘柄は多くなく、得られたチャンスは存分に活かしたいものですね。
買取価格としては、720mlの「天使の誘惑」が1,000円ほどとなっています。
『芋焼酎』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,リサイクルショップは損をする
お酒を売る際は、近くにあるリサイクルショップを利用する人が多いです。
しかしリサイクルショップでは格安商品を販売しているため、お酒の買取価格も相場より安くなってしまいます。
高く売るにはお酒に特化した買取業者の方が有利です。
2,買取りには2社以上がお得
実は、査定額は買取業者によって予想以上の差になることがあります。
銘柄によっては1.5倍や2倍もの金額差がつくことがあります。
そのためお酒の買取りには2社以上で査定をし、一番高い業者へ売るのがおすすめです。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。