240は、ボルボ社が製造、発売していたセダンタイプの自動車です。タフで優秀なことで知られるボルボ車の中でも、ひときわ長い間支持されてきました。
登場したのは1974年。1966年に登場した「140」シリーズの基本設計を受け継ぎ、北欧車らしい堅牢さと堅実さに、安全実験のデータを加味して開発された車になります。
故に、セーフティに関する部分と乗り心地に関わる部分には徹底した質の高さが追求されており、欧州圏のみならず、世界中でヒットすることとなります。
伝統的に「外車」と言えば米国やドイツ車が強かった日本においても存在感を示すこととなり、また国内の情景にも良くマッチしました。
その外観は、古き良きといった感じのカッチリとした美しい箱型のボディラインですが、その線はとても洗練されていて、「完成感」を漂わせています。
フロントから見ることができる「顔付き」も、実直そうな雰囲気の中に、ボルボのエンブレムが刻まれたセンターが何とも美しく、見る人を惹きつけますね。
内装は、黒色を基調にした、かなり「直線」にこだわりがあるデザインが施されていますが、その色調も線引きも暗くはなく、むしろ温かみを感じることができます。
パネル類もクラシカルではあるものの効率的に仕上がっており、現在見直しても過不足のないという絶妙な印象を受けるクオリティの高さがあります。
シート類も古くはあるものの質的には良好で、想定されているであろう北欧の厳しい気候の中長距離ドライブをしても、疲れにくいだろうと思わせるものがありますね。
搭載されているエンジンは、2lクラスであり、堅牢な車体の割にコンパクトな印象を受けがちですが、その走りは快適かつ強力そのもの。
特に1980年代では、ツーリングカーレースの選手権で連覇を飾るなど、レースカーとしてもトップクラスの実績を上げることすらありました。
とは言えその本質は、あくまで上質かつ安全な走りをドライバーに提供する「安全車」であり、実用レベルではジェントルそのもの。
乗れば乗るほどに良さが分かる、本当の意味での名車という域に達している部分があります。
既に発売が終了してからかなりの時間が経過していますが、今なお多くの層から支持されており、実用的な「クラシックカー」として、中古市場でも人気がありますね。
240の買取査定価格は最高10万円~最小8万円となっております。※お車の状態(年式、グレード、走行距離、色、装備)によって査定金額が大幅に変わる恐れがありますのであくまで参考程度にお願い致します。
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