スパーキーはかつてトヨタ自動車が販売していたミニバンです。
トヨタ自動車は販売している車の多くを自社工場で生産していますが、この車はダイハツ工業が生産していました。
元となった車はアトレー7で、基本性能はその車と同じものです。ただ差別点としてフロントグリルヤバンパー、シートなど内装面、外装面で多少の変更が行われました。それに伴い、価格も大きく変更されています。
この車の名前は英単語の「sparky」に由来しており、この単語には「活発とした・生き生きとした」という意味合いがあります。
この当時のトヨタブランドを持つダイハツのOEM車は、トヨタのブランド力の高さと、CMなどの販売戦略の強さもあり、本家のものよりも多くの台数を売り上げることが多く見られました。
しかしスパーキーに関しては、オリジナルのアトレー7の販売台数に及びませんでした。その最大の理由は、車の価格設定ミスにあります。
この当時のOEM車は元となる車とほぼ同価格帯で販売されていましたが、スパーキーはアトレー7よりもさらに価格を10万円以上上げて販売したため、ユーザーは安価なアトレーを選ぶ結果になってしまいました。
こうしてこの車は本家に売り上げで勝ることなく、2003年9月に販売を中止したのです。
ユーザーからを見ていくと、エンジン面では物足りないという声が多く見られますが、当時のモデルとしては最小のミニバンだったため、狭い道で通りやすいという声が見られました。
特に細い道が多い東京などの都心部では重宝する車として用いられてきました。
また、車体こそ幅が狭いものの、十分な高さがあるため、見た目以上に広く感じるという評価を受けています。5人程度であれば余裕をもって乗ることができ、3列目を倒すことで荷物を積むことが可能です。
スパーキーの買取査定価格は最高5万円～最小3万円となっております。※お車の状態（年式、グレード、走行距離、色、装備）によって査定金額が大幅に変わる恐れがありますのであくまで参考程度にお願い致します。
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