カムリとは、トヨタが製造、発売しているセダンタイプの自動車です。極めて長きにわたる実績があり、特に国外での人気が高い車です。
登場したのは、1980年のこと。高級車であるセリカのセダンバージョンという位置付けで開発がなされており、カリーナとも姉妹車にあたります。
2代目以降は車内スペースの確保につとめ、2代目発売当初は「クラウンよりもスペースが広い」という声が出たともされています。
そうした経緯から、よりワイド感を求める海外市場での大ヒットにつながり、カローラに並ぶほどのロングセラーとしてトヨタを支えてきました。
実売の段階においても「カローラ店」でのみの販売とされてきた経緯があり、より「国民車」としての雰囲気を強く示した車だとも言うことができますね。
長い歴史の中でその外観もかなりの変化を遂げてきており、特に最新型の10代目カムリに関しては、より地面を掴むような俊敏性のあるラインになっています。
フロントから見ることができる「顔付き」も、極めてシャープで、今時と言うよりはどこか未来を志向しているような先進性を感じるルックスに仕上がっています。
内装は、風格のある黒色をベースにしながらも、「V」の字を思わせるデザインをパネルに施した、極めて斬新なものになっています。
しかし、計器類の視認性、レバー類の操作性など、車の根幹にあたる部分のレベルは極めて高いものがあり、往年のカムリファンも納得のレベルの高さと言えるでしょう。
シート類もクオリティも極めて高く、「レザーパッケージ」など、「革」の質感を前面に出したバージョンも存在。
さらには先代以前より「低く」したため、よりラグジュアリー感を満喫することができます。
搭載されているエンジンは、2.5lにして4気筒というセダン車としてはやや大ぶりなものですが、さらにはハイブリッドシステムを搭載しており、力感は充分です。
もちろん、純粋なガソリン車ではないため燃費には優れており、さらには振動も少なく静粛性にも秀でているなど、先進性を性能に活かしているのが大きな美点ですね。
世界的なロングセラーとして知られている車だけに、極めてバランスの良い進化を遂げており、今後もトヨタ車の軸としての活躍が期待できますね。
カムリの買取査定価格は最高296万円～最小5万円となっております。※お車の状態（年式、グレード、走行距離、色、装備）によって査定金額が大幅に変わる恐れがありますのであくまで参考程度にお願い致します。
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