デボネアは、三菱自動車が製造、発売していたセダンタイプの自動車です。長きにわたり、独自の地位を築いた車として知られています。

登場したのは、1964年。かねてから排気量2l超の大型乗用車の生産を考えていた三菱自動車は、自社生産を決断し、開発に至りました。

当初から堅実で保守的、そして優雅なデザインを明確にしており、三菱のフラッグシップ・カーとしての役割を担い続けてきました。

他の多くの車が現代流に装いを変えていく中、旧来からのスタイルを守り続けたことで、かえって独自の個性を生み出し、フォーマルな場で重用されるようになっていきました。

最終型である3代目デボネアに関しても、その外観は実に品が良く端正なボディデザインを有しており、往年のファンも納得できる仕上がりになっていますね。

フロントから見ることができる「顔付き」も、格式が高いという評価が実にしっくり来るようなルックスになっており、「キャラクター」を実に良く理解している感じがします。

内装もまたとても上品かつ丁寧に作られていますが、奇抜なところはまったくなく、特に乗員がリラックスできるように心が尽くされています。

シート類も極めて高質ですが、特にリアシートの充実ぶりが素晴らしく、疲れないどころか疲れを癒してくれそうな雰囲気さえあります。

搭載されているエンジンは、最終型の3代目デボネアに関して言えば、3l、あるいは3.5lにして6気筒という、極めてパワフルなものです。

そのため直進性や推進力はとても優れていますが、そうした部分を目立たせることなく、徹底して仕上がりはジェントルかつ丁寧ですね。

あらゆる当時最新の技術が投入されているために乗り心地も最高水準であり、また運動性にも劣るところはないなど、まさしく最高級セダンとしての実力を示しています。

とは言え、運転手本人がオーナーであると言うよりは、社用車、公用車としての活用を想定に入れた車であり、バブル崩壊後はなかなか需要が伸びない面もあったようです。

ただ、発売終了してからかなりの時間が経過した現在においては、その独特の存在感はかえって注目を集めているようですね。

デボネアの買取査定価格は最高16万円~最小10万円となっております。※お車の状態(年式、グレード、走行距離、色、装備)によって査定金額が大幅に変わる恐れがありますのであくまで参考程度にお願い致します。

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