アスコットは、本田技研工業が製造、発売していたセダンタイプの自動車です。

登場したのは1989年のこと。「アコード」の姉妹車であり、「インスパイア」のプラットフォームを用いて開発されています。

上質なセダンとして知られたアコードよりもさらにフォーマルにといったコンセプトがあり、むしろ先進性を隠してしまうかのような保守性も感じられました。

もっとも、バブル崩壊後の1993年にモデルチェンジがなされてからは、グッと現代的で滑らかなボディラインを有するようになり、よりスマートな雰囲気を漂わせています。

フロントから見ることができる「顔付き」も、現在のプレミアム・セダン車に通じるような、風格と若々しさを同居させたルックスに生まれ変わっていますね。

しかし、絶妙なスタイリッシュさ、格好良さを残しているので、顔が変わったと人を遠ざけることはなく、むしろ惹きつけることができる魅力に満ちています。

内装は、手堅く実直な直線系のデザインを基調としていますが、新採用の工法により、継ぎ目のない美しいデザインが示されていますね。

計器類の視認性も高く、グラス面も大きめに作られていますので、運転手としては扱いやすい感覚を維持しています。

また、車内スペースをより広く確保することにも心が尽くされていながら、後部座席にも3点式シートベルトを設置するなど、安全性への追求にも全力を示していますね。

搭載されているエンジンは、2lにして5気筒をベースにしており、通常のセダン車よりもややパワフルな仕上がりになっています。

そのため、非力感はまったくなく、運転手と乗員をスムーズに目的地に運んでいくだけの強さを、安定して見せてくれる仕上がりの良さにつながっています。

足回りの安定性やハンドリングの円滑さなども問題はなく、ワイドで背の高いセダン車にとって泣き所の坂道でもかなりの頑張りを見せてくれます。

とは言え、基本的にはタフな山道を行くよりも、うまく舗装が行き届いた街路で、ゆったりと走ることで本領を発揮してくれる車と言えます。

セダン車が下火になってきたこともあってか、比較的短期間で発売終了となってしまいましたが、気品と雄大さを兼ね備えた車であり、今なお存在感を示しています。

アスコットの買取査定価格は最高2万円~最小1万円となっております。※お車の状態(年式、グレード、走行距離、色、装備)によって査定金額が大幅に変わる恐れがありますのであくまで参考程度にお願い致します。

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