ヴァナゴンとは、ドイツのフォルクスワーゲン社が製造、発売していたミニバンタイプの自動車です。大枠としてはワーゲンの商用車部門「タイプ2」の流れを汲んでいます。

登場したのは1990年、ドイツが統一を果たす直前に、特徴的なデザインの「T3」モデルの後継として発売が開始されました。

世界的な発売戦略が取られ、北米市場ではヨーロッパのバンということで「ユーロバン」と称されていました。

また、先代が技術的な過渡期にあったのに対して、この4代目では当初からエンジンの水冷化を実現するなど、長足の進歩を見て取ることができます。

商用運輸、完全貨物運輸など、用途によって様々なバリエーションが登場してくる「タイプ2」モデルですが、1995年、日本に輸入されたのは乗用モデルのみ。

つまりは貨物を載せる運搬車としての「T4」は日本上陸を果たすことがない中で、「ヴァナゴン」という名称が用いられ発売が開始されました。

外観はカチっとした箱型で、商用など、プロの仕事に従事してきたモデルならではのタフさと生真面目さを感じられます。

元々貨物運搬用に作られたというだけあり、積まれたエンジンは実にハイパワーで、効率を活かしてどうにか、といった雰囲気はまったくありません。

車高もかなりあり、「見下ろし型」に近い視点から車を運転することにもなりますが、そうした力強さがあるためか、ぱっと見イメージするほど堅物ではありません。

特にしっかりアクセルを使った際の直進力の高さは、遠路をものともせず進む、欧州のトラックを想起させるほどのものがあると言えます。

より現代流に洗練された「シャラン」が発売されたこともあり、日本国内の販売は短い期間で終わってしまいましたが、今でもファンが多い、趣きある実用車です。

ヴァナゴンの買取査定価格は最高10万円~最小8万円となっております。※お車の状態(年式、グレード、走行距離、色、装備)によって査定金額が大幅に変わる恐れがありますのであくまで参考程度にお願い致します。

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