三脚選び方イメージ

一眼レフやミラーレスで夜景や花火、星空、マクロなどを撮影する場面では三脚が活躍します。

「三脚が欲しいけど、たくさん種類があって価格がバラバラ。どれを選べばいいかわからない。」

と悩む人も多いのではないでしょうか。

ネットで検索しても多数の種類が表示されるので、どれが自分に合うのかわかりにくいと思います。

そこでこのページでは三脚の選び方の重要なポイントと、2018年度版の価格帯別おすすめ三脚をまとめています。

三脚の部位

三脚があればこんな写真が撮れる

三脚があればスローシャッターでもブレずに撮影ができます。

夜景夜景はISO感度を低くした最高画質で撮ることができます。

花火花火はシャッター時間で光の軌跡を明るさをコントロールできます。

風景写真風景で時間をかけて撮影する場合や、正確な構図合わせをする場合にも役立ちます。

カメラの重さに合わせて選ぶ

三脚と重さ

基本的には搭載するカメラ本体+レンズの重さに合わせて三脚を選びます。

軽い三脚に重い一眼レフを載せるとブレやすくなるので、カメラに合わせた三脚を選ぶのがベストです。

その中で耐荷重やパイプ径という要素があるので同時に検討していきます。

耐荷重

耐荷重
耐荷重は取り付けできるカメラの最大重量のことで、「脚部+雲台」の性能によって決まります。

基本的には小型の三脚ほど耐荷重は小さく、大型の三脚ほど大きくなります。

三脚のサイズで分類するとだいたいこのようになります。

ミラーレス一眼向けの小型三脚(三脚の重さ1kg):耐荷重1.5kg
APS-C一眼レフ向けの中型三脚(三脚の重さ1.5kg):耐荷重2~3kg
フルサイズ一眼・超望遠レンズ向けの大型三脚(三脚の重さ2~5kg):耐荷重5~10kg

それぞれの三脚の仕様表には耐荷重が記載されていますが、実は統一基準はないのでメーカー独自の判断で書かれた数値になっています。

国内メーカーの三脚であれば安全に配慮した耐荷重になっていますが、それでも仕様ギリギリだと風でブレやすくなったり、転倒のリスクが高くなります。

そのため安定して使える重さは耐荷重の1/2程度と言われています。

例えばエントリークラスの一眼レフ(約500g)+望遠レンズ(約400g)を使用する場合であれば、耐荷重2kg以上を目安にします。

フルサイズ一眼(約800g)+ズームレンズ(約700g)を使用する場合は、耐荷重3kg以上を目安にして選ぶと安心です。

パイプ径

パイプ径
パイプ径(最上段のパイプの太さ)もカメラを安定させる重要なポイントになります。

特に重たい望遠レンズを付けて重心が前方になる場合は、パイプの太い三脚で支える必要があります。
パイプ径

安定して使える目安としては以下のパイプ径が基準になります。

ミラーレス機・エントリー一眼レフ:20mm~25mm
中級機一眼レフ+望遠レンズ:25mm~30mm
フルサイズ一眼レフ+望遠レンズ:30mm以上

高さ

全高

三脚の高さ表記には2種類あります。

・センターポール(エレベーター・EV)を下げた全高
・センターポールを上限まで伸ばした全高

三脚高さイメージ

センターポールを上げるほどブレやすくなるので、なるべく上げないで使用できればベストです。

ただ高さのある三脚は持ち運びの負担になる中型~大型タイプになるので、低い三脚でセンターポールを少し上げて使用するのもよいと思います。

腰をかがめずに楽に撮影できる高さは、身長-20cm~-30cmの高さが目安になると思います。

この高さであればカメラを載せると顔の前にファインダーが位置するため楽に撮影ができます。
(ライブビュー撮影の場合は若干低くても使いやすいと思います)

背の高い人ほど三脚が大きくなり重量が増すことになるので、持ち運びを考えたバランスも重要になります。

最低高

最低高

最低高は三脚を一番低くした状態の高さを言います。

マクロ撮影用途では地面に近い高さの被写体が多いため、どのくらいまで低くできるかが重要になります。

センターポールを外せないタイプの三脚は最低高が40cm~50cmくらいですが、センターポールを取り外せるタイプでは脚を広げて最低高20cm程度まで低くすることができます。
最低高の三脚

折りたたみの長さ(縮長)

縮長

折りたたみ時の長さは三脚の全高や脚の段数によって異なります。

もちろん短いほど移動や収納がしやすく、特に旅行や登山などでは短さが重要なポイントになると思います。

一般的な三脚では縮長は50~60cmになりますが、旅行向けのトラベラー三脚では縮長が30~40cmと非常にコンパクトになります。

ただ縮長が短い三脚は全高が低くなるので脚の段数を増やして高さをカバーしていますが、段数が多いほど安定性は落ちてしまいます。

雲台

雲台の種類

カメラを載せる「雲台」部分は、3WAY雲台自由雲台があります。
雲台種類

■3WAY雲台

3way雲台

ハンドル操作で「水平」「上下角度」「傾き(縦構図)」の3つ動作をそれぞれ独立して操作できる雲台になります。

風景撮影で個別に角度を合わせたい場合や、被写体の1点にピンポイントで合わせる操作がしやすくなります。

デメリットは個別に角度を合わせるので瞬時の構図変更が難しいことです。

またハンドルがあることで携帯性が悪くなり、三脚ケースへの収納も自由雲台に比べて手間になります。

■自由雲台

自由雲台

ボール型のパーツの上にカメラを取り付ける三脚になります。

レバー操作一つで全方向へカメラを動かすことができ、素早く構図を合わせることができます。雲台部分はコンパクトで軽くなることが特徴です。

性能の良い上位モデルほど固定力が強く、望遠レンズでも重さで下がってくることなく固定してくれます。

デメリットとしては一つのレバーで全方向に可動する構造のため、上下または水平方向だけに限定して向きを変えることができません。ただ上位モデルには独立水平回転が可能なタイプがあります。

また重い一眼レフを載せてレバーをゆるめるとカメラが一気にガクンと傾いてしまうので注意が必要です。上位モデルにはレバーをゆるめた際の締め具合を調整できるフリクションコントロールダイヤルがあり、危険性を回避できます。

その他の雲台

ギア雲台
カメラは固定されていて、ノブを回すことで角度を変える構造の雲台です。
3Wayや自由雲台で発生する締め込む際のわずかな構図ズレが起きず、細かい角度調整ができるため天体撮影やマクロ撮影に適しています。
デメリットは高価で雲台部分が重いことです。

ビデオ雲台
被写体の動きに合わせてなめらかにカメラを動かすことができ、ビデオ撮影はもちろん野鳥撮影にもよく使用されています。
動画+写真用途に適した雲台です。

直付けタイプとクイックシュータイプ

カメラを雲台に取り付ける方法は2種類あります。
クイックシュータイプと直付け

■直付けタイプ
雲台に出ているネジに、カメラを乗せて下からネジを回して固定するタイプです。

ネジ式雲台

シンプルな使い方ができますが、デメリットは何度もカメラを設置する作業が続くと手間がかかります。

■クイックシュータイプ
クイックシューという小さい土台パーツをカメラの底に取り付け、雲台にはめ込んで使うタイプです。

あらかじめクイックシューをカメラ底部に取り付けておくことで、場所を変えながら何度も三脚を使用するシチュエーションに便利です。

クイックシュー

デメリットとしてはパーツが一つ増えることになり、紛失する可能性があることです。

またクイックシューによってはカメラ底部の取り付けの際にコインで回す種類もあり、購入前には好みに合うか確認することをおすすめします。

脚部分の違い

材質

脚部分の材質は一般的にアルミとカーボンに分かれます。

■アルミ

アルミ素材

コストが安く加工しやすいため多くの三脚に使われています。

デメリットは重いことですが、近年は加工技術が進化していてパイプの肉厚が1mm以下でも剛性が高くなり、軽量化が進んでいます。

ただ強風があったり、ネイチャー撮影で落ち葉が多い柔らかい地面などでは三脚の重さが重要になります。そのため敢えて重いアルミ三脚が選ばれるケースもあります。

■カーボン

カーボン素材

アルミよりも2割ほど軽量化することができ、振動が早くおさまるのでブレに強く、寒冷地でもパイプがアルミほど冷たくないというメリットがあります。

デメリットは原材料が高く、加工に手間がかかるため高価であることです。

ミラーレス一眼向けのカーボン三脚で2万円程度、一眼レフ+望遠レンズ向けとなれば5万円程度の予算が必要になります。

段数

脚は3段と4段のタイプが主流になっています。

段数

■3段タイプ

3段タイプは、ジョイント部が少ないため4段よりも安定性が高く、脚のロックが2箇所なので伸縮時に早くセッティングができます。

デメリットは折りたたみ状態(縮長)が長いので携帯性が悪くなります。

■4段タイプ

4段タイプは、折りたたみ状態が40~50cm程度と短くできるため持ち歩きに向いています。

デメリットはロックが3箇所なので3段よりセッティングに手間がかかることと、一番下の脚が細くなるので安定性が劣ることです。

ジョイントの種類

脚のジョイント部はレバー式とナット式の2種類があります。基本的には好みで選びますが、上位モデルはナット式が多く採用されています。

ジョイントの種類

■レバー式

アルミ素材

レバーで留めて固定させるタイプになります。

ワンタッチで固定でき、見た目にもロックさせた状態だとわかります。

商品によってレバーが固いものやソフトなものがあります。

■ナット式

ナット式

ジョイント部を回して固定するタイプになります。

最近のナット式は空転防止パイプのため、脚を出すときはジョイントを複数同時に回すことでセッティングが素早く行えます。

自己責任になりますが分解してメンテナンスができるため、プロカメラマンから重宝されていて上位モデルに多く採用されています。

(その他ベルボンの三脚には脚の回転だけで固定できるウルトラロックタイプもあります)

価格帯別おすすめ三脚

5,000円~10,000円の三脚

コストパフォーマンスが高く、人気ランキングに多くの種類が並ぶ価格帯です。

ただ耐久性・操作性では上位モデルに劣るので、本格的にカメラを趣味にするのであればもうワンランク上のものを買うことをおすすめします。

このクラスの三脚を購入してもその後買い換えとなるケースが多く、無駄な出費となってしまうからです。

ただ完全に三脚の購入が初めてで、撮る写真がまだ決まっていない人はこの価格帯から様子を見るのもよいと思います。1台使うことで自分が求める三脚の性能がわかってくることもあると思います。

この価格帯の人気三脚(種類によりサイズ違いがあります)
スリックGX 6400
<重量>1,240g
<耐荷重>1.5kg
<パイプ径>21mm
<全高>127.5cm~154cm
<最低高>45.5cm
<縮長>47cm

国内メーカースリックのベーシック三脚。低価格モデルながら全高最大154cmの高さと、縮長47cmのコンパクトさが特徴。雲台はクイックシュータイプで上下、左右、縦横を個別に操作できる。エレベーターはハンドルを回すギア式。

Velbon 三脚 レバー式 EX-530N
<重量>1,460g
<耐荷重>2kg
<パイプ径>23mm
<全高>124.7cm~157cm
<最低高>53.5cm
<縮長>56.5cm

国内メーカーベルボンのお手頃価格で購入できる中型三脚。パイプ径は23mmと26mmの2種類で剛性があり、一眼レフ+望遠レンズにも対応できる。雲台はクイックシュータイプで上下、左右、縦横を個別に操作できる。エレベーターはハンドルを回すギア式。

Manfrotto COMPACT Light
<重量>816g
<耐荷重>1.5kg
<パイプ径>-
<全高>103cm~131cm
<最低高>39.5cm
<縮長>39.8cm

全高を抑えて軽量化したマンフロットのコンパクト三脚。自由雲台タイプで、黒・赤・白の3色を用意。軽量三脚かつ雲台の固定力は高くないのでミラーレス一眼向け。厚みのあるパッド付き三脚バッグが付属。

Manfrotto 三脚 COMPACT Action フォト・ムービーキット
<重量>1,160g
<耐荷重>1.5kg
<パイプ径>-
<全高>133cm~155cm
<最低高>44cm
<縮長>45.3cm

ジョイスティック型ハンドルで操作するマンフロットの三脚。脚は5段で高さを確保できる。クイックリリースプレートでカメラを素早く取り付け可能。黒・赤・白の3色を用意。動画撮影時はムービー用スイッチに切り替えると水平回転がしやすくなる。

5,000円~10,000円の三脚性能比較表
SLIK
GX6400
Velbonレバー式
EX-530N
Manfrotto
COMPACT Light
フォト・ムービーキット
<重量> 1,240g 1,460g 816g 1,160g
<耐荷重> 1.5kg 2kg 1.5kg 1.5kg
<パイプ径> 21mm 23mm
<全高> 127.5cm~154cm 124.7cm~157cm 103cm~131cm 133cm~155cm
<最低高> 45.5cm 53.5cm 39.5cm 44cm
<縮長> 47cm 56.5cm 39.8cm 45.3cm

20,000円クラスの三脚

この価格帯の三脚は剛性が高く、耐久性が向上して長く使用するには十分な性能になります。

使い勝手も良くなり、スムーズな操作や開脚作業ができます。

多くの三脚で雲台の取り外しも可能になるので、別のタイプの雲台に取り替えたりこだわりの雲台を見つけて取り替えるなど、いろいろな使い方ができます。

材質がアルミではなく剛性の高いカーボン三脚も登場し、選択肢が増え始めます。

この価格帯の人気三脚(種類によりサイズ違いがあります)
SLIK スプリント PRO II 3WAY
<重量>1,100g
<耐荷重>2kg
<パイプ径>20mm
<全高>132.2cm~162.2cm
<最低高>17.7cm
<縮長>47cm

スリックの軽量アルミ三脚。クイックシュー対応の3WAY雲台が標準装備。上下・左右を一つのレバーで操作できる。センターポールを分割しローポジションが可能。3つのウレタングリップで持ちやすい。

SLIK ライトカーボンE64
<重量>1,000g
<耐荷重>1.5kg
<パイプ径>22mm
<全高>137.5cm~167.5cm
<最低高>16.3cm
<縮長>53cm

価格を抑えたスリックのライトカーボンシリーズ。クイックシュー対応の自由雲台が標準装備。パイプ径は19mm~フルサイズに対応できる28mmまでラインナップ。バランスのよい25mm径のE74などもおすすめ。センターポールを分割しローポジションが可能。

SLIK エアリーL100
<重量>980g
<耐荷重>1.5kg
<パイプ径>20mm
<全高>130.9cm~154.3cm
<最低高>17cm
<縮長>41.7cm

重さ1kg以下という軽量を重視したスリックのアルミ三脚。クイックシュー対応の自由雲台が標準装備。より小型のM100、S100もラインナップされている。脚を反転収納してコンパクトに持ち運べるので旅行に便利。センターポールを分割しローポジションが可能。

Velbon Sherpa 545II
<重量>1,890g
<耐荷重>2.5kg
<パイプ径>26mm
<全高>132cm~160cm
<最低高>25.3cm
<縮長>53cm

ベルボンの中型アルミ三脚。クイックシュー対応の3WAY雲台が標準装備。パイプ径は20mmから29mmまでラインナップされ望遠レンズでも安定して使える。ローポジション対応。雲台の水準器は縦位置にも対応。カラーは5色。

Velbon ウルトラロック UT-53
<重量>1,400g
<耐荷重>2.5kg
<パイプ径>27mm
<全高>141.1cm~157cm
<最低高>35.8cm
<縮長>27.5cm

脚を反転させて縮長30cm以下に収納でき、全高も確保できる伸縮率の高いトラベラー三脚。開脚は脚先端をひねることで一気に全6段を出すベルボン独自のウルトラロック式。クイックシュー対応の自由雲台はトルク調整・水平動作が可能。パイプ径は24mmから30mmまでラインナップ。

Manfrotto Befree アルミ
<重量>1,400g
<耐荷重>4kg
<パイプ径>20.25mm
<全高>123cm~144cm
<最低高>34cm
<縮長>40cm

フルサイズ一眼に対応できるマンフロットの小型アルミ三脚。脚を反転させてコンパクトに収納できる。クイックシュー対応の自由雲台は左右回転が可能。脚は2段階開脚、脚のレバーはトルクスネジで締め直しが可能。イタリア製のデザインも個性的。(※2018年モデルも登場)

20,000円クラスの三脚性能比較表
SLIK
スプリント
PRO II 3WAY
SLIK
ライトカーボン
E64
SLIK
エアリーL100
Velbon
Sherpa 545II
Velbon
ウルトラロック
UT-53
Manfrotto
Befree アルミ
<重量> 1,100g 1,000g 980g 1,890g 1,400g 1,400g
<耐荷重> 2kg 1.5kg 1.5kg 2.5kg 2.5kg 4kg
<パイプ径> 20mm 22mm 20mm 26mm 27mm 20.25mm
<全高> 132.2cm~162.2cm 137.5cm~167.5cm 130.9cm~154.3cm 132cm~160cm 141.1cm~157cm 123cm~144cm
<最低高> 17.7cm 16.3cm 17cm 25.3cm 35.8cm 34cm
<縮長> 47cm 53cm 41.7cm 53cm 27.5cm 40cm

高級クラスの三脚

5万円を超えるとフルサイズ一眼+重量級望遠レンズの使用に適した大型三脚や高性能三脚など、ハイアマチュア・プロが愛用するモデルが登場します。

抜群の安定感と高い操作性・耐久性があり、長く使用することができます。

中でもイタリアで生産されているGitzo(ジッツオ:本社はフランス)の三脚(脚部)はトップクラスの品質と高い剛性を誇り、上級者から支持を得ています。

この価格帯の人気三脚(種類によりサイズ違いがあります)
SLIK カーボンマスター 823 PRO N 3段
<重量>2,330g
<耐荷重>5kg
<パイプ径>28mm
<全高>149.9cm~181.9cm
<最低高>36.8cm
<縮長>71cm

高さ180cmに対応するSLIKの中型カーボン三脚。3WAY雲台「SH-806 N」はコマ締め式の高精度タイプ、カメラの取り付けはダブルナット式で重い機材でもしっかり固定。開脚は3段階でローポジションに対応。ゴム石突をスパイクに交換可能。

Velbon カーボン Geo Carmagne E645MII 4段
<重量>2,080g
<耐荷重>4kg
<パイプ径>28mm
<全高>133.6cm~164cm
<最低高>23.2cm
<縮長>55.6cm

ベルボンの中型カーボン三脚。軽量化を追求した3WAY雲台「PHD-65Q」を標準装備。脚のレバーはエル・ロック機構を採用し関節部の強度を向上。開脚は3段階でローポジションに対応。ゴム石突をスパイクに交換可能。

Manfrotto Befree カーボン
<重量>1,100g
<耐荷重>4kg
<パイプ径>20.25mm
<全高>121cm~142cm
<最低高>34cm
<縮長>40cm

フルサイズ一眼に対応できるマンフロットの小型カーボン三脚。脚を反転させてコンパクトに収納できる。クイックシュー対応の自由雲台は左右回転が可能。脚は2段階開脚、脚のレバーはトルクスネジで締め直しが可能。赤と白のラインが入ったイタリア製のデザインも個性的。

Manfrotto 190シリーズ カーボン4段
<重量>1,650g
<耐荷重>7kg
<パイプ径>24mm
<全高>135cm~160cm(脚のみ)
<最低高>8cm
<縮長>52.5cm

高い剛性を維持しながら重量を抑えたマンフロットのカーボン三脚。センターポールを水平セッティングにして真上からの撮影に対応。クイックパワーロックの脚レバーで素早い開脚が可能。アルミタイプも有。

Manfrotto 055シリーズ カーボン4段
<重量>2,100g
<耐荷重>9kg
<パイプ径>29mm
<全高>140cm~170cm(脚のみ)
<最低高>9cm
<縮長>54cm

高い耐荷重を誇るプロ仕様の三脚。センターポールを水平セッティングにして真上からの撮影に対応。クイックパワーロックの脚レバーで素早い開脚が可能。アルミタイプも有。

GITZO マウンテニア2型 カーボン 4段 ボール雲台QDキット
<重量>2,450g
<耐荷重>18kg
<パイプ径>29mm
<全高>152cm~180cm
<最低高>28cm
<縮長>68.5cm

剛性の高いジッツオのカーボン三脚。脚には新開発のカーボンエグザクトを採用し剛性を高め、ロックナットはGロックウルトラで操作が快適に、角度セレクターの改良で開脚がスムーズ。細部まで作り込まれたデザインの高さも特徴。0型から3型までサイズ違いをラインナップ。

GITZO トラベラー1型 カーボン 4段 QDボール雲台キット
<重量>1,450g
<耐荷重>10kg
<パイプ径>25.3mm
<全高>140.5cm~163.5cm
<最低高>32cm
<縮長>42.5cm

耐荷重10kgを誇るジッツオのトラベラー三脚。高い剛性に縮長の短い携帯性が加わったシリーズ。0型から2型までサイズ違いをラインナップ。ショルダーストラップが付属。

HUSKY ハスキー4段1004
<重量>4,200g
<耐荷重>10kg
<パイプ径>31.8mm
<全高>207cm~244cm
<最低高>78cm
<縮長>82cm

プロ・ハイアマチュア向けのハスキー4段三脚。高さがあるため脚立を使いハイアングルからの撮影が可能で、報道や撮り鉄で重宝される定番三脚。頑丈な造りでセンターポールは太く、レバーやリングも大型で操作性が高い。3D雲台はシンプルな構造ながら締め付けが非常に強い。

高級クラスの三脚性能比較表
SLIK
カーボン
マスター
823 PRO N 3段
Manfrotto
Befree
カーボン
Manfrotto
190シリーズ
カーボン4段
(脚のみ)
Manfrotto
055シリーズ
カーボン4段
(脚のみ)
GITZO
マウンテニア2型
カーボン 4段
GITZO
トラベラー1型
カーボン 4段
Velbon
ウルトラ
ロック
UT-53
HUSKY
ハスキー4段
#1004 雲台一体型
<重量> 2,330g 2,080g 1,100g 1,650g 2,100g 2,450g 1,450g 4,200g
<耐荷重> 5kg 4kg 4kg 7kg 9kg 18kg 10kg 10kg
<パイプ径> 28mm 28mm 20.25mm 24mm 29mm 29mm 25.3mm 31.8mm
<全高> 149.9cm~181.9cm 133.6cm~164cm 121cm~142cm 135cm~160cm 140cm~170cm 152cm~180cm 140.5cm~163.5cm 207cm~244cm
<最低高> 36.8cm 23.2cm 34cm 8cm 9cm 28cm 32cm 78cm
<縮長> 71cm 55.6cm 40cm 52.5cm 54cm 68.5cm 42.5cm 82cm

購入前は口コミをチェックしよう

三脚の安定感、使いやすさは実際に使った人でないとわからないものです。

「脚の伸縮が固くて設置・収納に時間がかかる」

「コンパクトだが収納作業が意外と面倒」

など情報を集めずに購入すると、このようなケースに合うかもしれません。

また人によってもデメリットと感じる部分は異なるので、なるべく多くの口コミをチェックすることをおすすめします。

まとめ

  1. カメラの大きさ・重さに合わせよう
  2. 使用頻度が多いならそれなりの価格帯を
  3. 長く使うなら雲台分離タイプがおすすめ
  4. 口コミのチェックが重要

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