GX7 MK3発売イメージ

2018年3月中旬にパナソニックの新機種LUMIX GX7 MK3(GX7 MarK III)が発売されます。

前モデルのGX7 MK2と比較してどこが進化したのか、またGX7 MK2の良い部分は引き継がれているのかなど気になるのではないでしょうか?

「GX7 MK3」と「GX7 MK2」の一番大きな違いは、フラッグシップ機並みの高い追従性能になります。

このページでは前モデル「GX7 MK2」から進化した点や、比較表で違いがわかるようになっています。

それでは順番にご紹介していきます。

外形寸法の違い

GX7MK3外寸比較

  • GX7 MK3
    <幅 約124mm x 高さ 約72.1mm x 奥行 約46.8mm>
  • GX7 MK2
    <幅 約122mm x 高さ 約70.6mm x 奥行 約43.9mm>

外形寸法はわずかに大きくなった程度であまり差はなく、見た目のデザインも基本的に似ています。

変更点としてはGX7 MK3は露出補正ダイヤルが追加されて2段ダイヤルとなり、またGX7 MK2にあった4Kフォトボタンに代わってフォーカスモードレバーが搭載されています。
(フォーカスモードレバーについては下記で説明しています)

前面と上部にあったロゴはなくなり、シンプルなデザインになっているのも特徴です。

GX7 MK3の外観

GX7-MK3外観

ボディカラー

ボディカラー

GX7 MK2より向上した性能

項目は<GX7 MK2の性能 → GX7 MK3の性能>の表記で統一しています。

画素数が1600万画素→2030万画素

2030万画素 Live MOS センサー

前モデルGX7MK2は1600万画素でしたが、GX7MK3は2030万画素 Live MOS センサーへと進化しました。

この新センサーが上位モデルのGX8と同じ性能かどうかは不明ですが、同じ画素数のためセンサー性能が上がっている可能性があります。

GX8のセンサーといえばDxOMark社のテストでマイクロフォーサーズセンサーの中でも高く評価されていました。

もし同等のセンサーであればGX7 MK3の高感度画質も向上していると思われます。

また、GX7 MK2と同じくヴィーナスエンジン+ローパスフィルターレス仕様で解像力を高めています。

ローパスフィルターとは

網戸のような規則性のある被写体が写ると発生する、縞模様のモアレや色のにじみを防止するフィルターになります。このフィルターは写真の解像感を落としているとして、近年は外しているカメラが増えています。

液晶モニター 104万画素→124万画素

液晶モニター

液晶モニターの画素数としては高画素にグレードアップしています。

ただ約100万画素でも粗さは見えず十分綺麗なので、どの程度メリットがあるのかはまだ不明です。

タッチパネル液晶モニター

モニターサイズは同じく3インチ、液晶画面を上下に角度を変えることができるチルト式タッチパネル液晶となっています。

指でシャッターが切れるタッチシャッターやタッチAFの機能も同じように使えます。

タッチシャッターやタッチAF

メカシャッター 約8コマ/秒→ 約9コマ/秒(AF-S時)

メカシャッターの連写

メカシャッターの連写速度が少し向上して約9コマ/秒となりました。

センサーはGX7 MK2の1600万画素から2030万画素にアップしているため、同時に連写性能も大きく向上させています。

ただ体感的にはあまりわからないレベルなのでそれほど大きなメリットではないと思います。

バッファはJPEGで100枚まで溜めることができるので、連続撮影での影響は出にくくなっています。

バッファとは

連写した際にSDカードへ移動させるまでのカメラ内部に画像を溜めるスペースをいいます。バッファが小さいとすぐにこのスペースが満タンになるため、連写速度が落ちてしまいます。

新たにGX7 MK3に追加された機能

Bluetoothに対応

写真転送

スマートフォンの専用アプリ「Panasonic Image App」を使うことで、カメラからスマートフォンへ写真を転送することができます。

しかし以前は「転送前にカメラのWi-Fi設定をするのが面倒」

という欠点がありました。

GX7 MK3はBluetoothに対応したことで、カメラ側の操作は不要でスマートフォンへ写真を転送することができるようになっています。

BluetoothRとWi-FiRの併用

カメラとスマホは常時接続されていますが、Bluetooth使用のためカメラのバッテリー消費はとても小さいとのことです。

撮影した写真を選んで転送したり、また撮影直後にスマートフォンへ自動転送させる設定も可能です。

スマホへ写真が入れば、あとはツイッターやインスタなどSNSへすぐにアップロードできるので便利です。

また専用アプリ「Panasonic Image App」は遠隔操作が可能で、ライブビューで画面を見ながらカメラのシャッターを切ることができたり、シャッターリモコンとしても使うことができます。
リモート操作

連写時における動体AF性能の進化

動体AF性能の進化

連写時の追従性能はフラッグシップモデルのLUMIX G9 PROのアルゴリズムを採用となっています。

その結果GX7 MK2と比較して追従性能が飛躍的に向上したとのことなので、動体撮影に期待ができそうです。

口コミでもG9 PROの追従性能は高く評価されているので、GX7 MK3は中級機でありながら動体撮影に適した機種になったことになります。

動画撮影時でのAF追従性能の進化

動画AF

GX7 MK3は動画性能を高めた上位機のGH5と同等の動画追従性能となっています。

GH5といえば最強動画カメラとの評判もある動画に強い機種です。そのGH5と同じ動画AF性能を導入したことは大きなメリットがあります。

例えば公園で子供を撮る場合、追従性能が低いと子供が素早く動きまわる度に一瞬ピントがはずれ、次にピントを戻すまでしばらくボヤけた画面が続いてしまいます。

しかし追従性能が高ければピントずれの時間は短く、見やすい動画になります。

チルト式ファインダー

チルト式大型・高精細ファインダー

前モデルGX7 MK2では固定式ファインダーでしたが、GX7MK3は初代モデルGX7と同じチルト式ファインダーに戻りました。

チルト式ファインダーは明るい屋外でのマクロ撮影、例えば低い位置の花などを撮る場合などに役立ちます。

日差しが当たると背面液晶はほとんど見えなくなるのでファインダーを使いたくなりますが、固定式だと低い姿勢をキープしないといけないので体勢が辛くなります。

その点チルト式であれば上から覗くだけなので楽な姿勢で撮影できるメリットがあります。マクロ撮影が多い人には便利な機能になっています。

ファインダーの解像度は約276万ドット、倍率約0.7倍(35mm判換算)は変更ありません。0.7倍は中級機としては十分に広いファインダーとなっています。

また別売の大型アイカップ「DMW-EC5」を装着することもできます。

ファインダー倍率とは

ファインダー倍率は見える景色の大きさになります。もちろん大きい方が見やすく、上位機ほど広くて見やすいファインダーになっています。

ファインダー倍率についての解説はこちら

省電力ファインダー撮影モード

上位モデルのG8などで採用されているファインダー省電力機能がつきました。

これはファインダーから顔を離すとすぐにスリープになる機能で、ファインダー使用が多い人はバッテリーを節約できます。

仕様表ではこの省電力モードにしていると940枚まで撮影できるとしていて、これはバッテリーの大きな一眼レフモデルに匹敵します。

ただデメリットとしては急なシャッターチャンスの時にスリープ復帰に少し時間がかかる可能性があります。

露出補正ダイヤル搭載

露出補正ダイヤル

最近ミラーレス機で見かける露出補正ダイヤルがGX7MK3に採用されました。

露出補正専用ダイヤルができたことで、空いた前後ダイヤルに割り当てられる操作が増えることになります。

口コミではこのダイヤルに関しては不要という人や便利という人もいて、評価が分かれているように思います。

フォーカスモードレバー搭載

フォーカスモードレバー

AF-S/AF-F・AF-C・MFのフォーカスモードを切り替えられるレバーがつきました。前モデルGX7 MK2では省略されていましたが復活しています。

「急なシャッターチャンスなのにメニューで設定を変えないといけない」

という経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか?特に走る子供や犬、列車などでは突然シャッターチャンスが訪れるケースがあります。

そんな場合でも瞬時に切り替えできるフォーカスモードレバーは非常に便利だと思います。
(レバーの「AFS/AFF」はメニューでの切換えになります)

GX7MK3は追従性能が高いのでAF-Cモードを活用したくなる機会が増えると思います。AF性能に合わせて、操作性もグレードアップしています。

フォーカスモードの種類

AF-S…半押し中はピントを固定するモードになります。半押しのままピントを維持して構図を変更することもできます(フォーカスロック)。
AF-F…半押し中に被写体が動いた場合、動きに合わせてピントを合わせ直します。
AF-C…「コンティニュアスAFサーボ」といい、半押し中は被写体の位置が前後に動いてもAF枠が捉えていればピントが合い続けるモードになります。
MF…手動でレンズのフォーカスリングを回してピントを合わせるモードになります。

L.モノクローム→L.モノクロームD

L.モノクロームD

GX7 MK2のフォトスタイルにあったLモノクロームが、L.モノクロームDへと進化しています。

作例ではハイライト部分とシャドウ部分が強調され、よりダイナミックなモノクローム写真が作成できるようです。

またフィルム感を出す粒状感もユーザーが調整できるようになりました。

4Kフォト オートマーキング

オートマーキング

4Kフォトは約800万画素の写真を30コマ/秒で連写ができるパナソニック独自の便利機能です。

ただ撮影枚数が非常に多くなるため、例えば鳥が飛び立つ瞬間や、人が振り向いた瞬間のいい写真を探すのはけっこう面倒な作業でした。

しかしこの「オートマーキング」機能はそのようないい写真をマーキングしてくれる機能になります。

遊んでいる子供を撮る場合にも便利だと思います。

4Kフォト 軌道合成

軌道合成

4Kフォト連写した写真の中から数枚を選択して1枚の写真にしてくれます。

コマ送りで動いているような写真に仕上がります。

ローライトAF

ローライトAF

ルミックスシリーズのミラーレスはAF測距検出範囲「EV-4」となっていて暗い場所でもピントが合いやすい性能となっています。

このGX7 MK3はさらに上位機のGH5Sの低照度AFアルゴリズムを継承していて、より精度が上がっているとのことです。

高性能の一眼レフでも夕暮れ時の風景はピントが合いにくく、ピンぼけした写真が撮れることがあります。その場合MFに切り替えて撮影することになりますが、素早く撮影したい場合はとても不便を感じます。

この暗い場所での高いピント性能は他メーカーのユーザーからは羨ましい性能だと思います。

測距検出範囲とは

ピントを合わせることができる明るさの範囲になります。この数値の下限が低いほど、暗い場所でもピントが合うことになります。一眼レフの上位機でもEV-3が多いため、-4はかなり暗所AFの性能が高いことになります。

別売のハンドグリップ装着可

重いレンズをつけてもしっかりホールドできる、別売のハンドグリップ(DMW-HGR2)が用意されています。

DMW-HGR2

変更点のない機能・性能

前後ダイヤル

前後ダイヤル

前後ダイヤルも継続されていて、ファインダーを覗いたままでもブラインド操作で絞り・シャッタースピードの変更ができて便利です。

また「前後ダイヤル切り替え」操作を行うことで一時的に前後ダイヤルに「ハイライトシャドウ」「フォトスタイル」「フィルター効果」などの機能を割り当てることもできます。

多数のファンクションボタン

多数のファンクションボタン

自由にボタン機能を割り当てることができるファンクションボタンは物理ボタンが3つ、タッチエリアに5つ用意されています。

物理ボタンはGX7 MK2より1つ減っていますが、新たにフォーカスモード切り替えレバーがついたのでマイナス点にはならないと思います。

物理ボタンはファインダーを覗きながらのブラインド操作ができ、タッチエリアのボタンは背面液晶撮影で使用できます。

瞬間的に操作したい機能は押しやすい位置にある物理ボタンFn1・Fn2に登録すると便利です。

例えば「サイレントモード」「画像縦横比」「ハイライトシャドウ」「前後ダイヤル切り替え」などよく使う機能を登録します。

「前後ダイヤル切り替え」を登録してFnボタンを押すと、一時的に前後ダイヤルが絞りやシャッタースピードの変更ではなくなり、前後それぞれに「ハイライトシャドウ」「フォトスタイル」「フィルター効果」などから機能を登録することができます。

「フォトスタイル」「フィルター効果」など選択の種類が多い機能はダイヤルで操作させると選択移動が素早くできるため便利になります。

GX7 MK2ではタッチエリアボタンに「Wi-Fi」を登録していた人は多いと思いますが、GX7 MK3にはBluetoothでスマホと常時接続できるため「Wi-Fi」を登録してもあまり使う機会がなさそうです。

このような自分オリジナルの操作が作れるのはルミックスの長所となっています。

手ブレ補正

手ブレ補正性能4.0段3

手ブレ補正機能 「Dual I.S.」は約4.0段となっています。

「Dual I.S.」対応のレンズをつけると効果は最大になりますが、ボディ側の5軸手ブレ補正だけでもしっかり補正してくれます。

また動画撮影・4Kフォト撮影でもボディ側手振れ補正が効果を発揮します。

※Dual I.S.対応レンズはこちらで確認できます
パナソニックホームページ 「進化した手ブレ補正機能 Dual I.S.2 / Dual I.S.」

空間認識技術

パナソニックでは2014年から空間認識技術を導入し、AF速度の向上と連続撮影速度を高めています。

またこの技術を用いて4K動画撮影、4Kフォト撮影ができるようになりました。

サイレントシャッター

サイレントモード

無音のシャッター機能(電子シャッター)になります。

シャッター音が迷惑になる静かな場所や、寝ている赤ちゃん・ペットの撮影に非常に役立ちます。

パナソニック機は他社と違ってGF10など下位モデルにまでサイレントシャッターを搭載しているのが特徴です。

(サイレントシャッターはフリッカー問題(蛍光灯のチラツキによって変色や縞模様の写真になる)が発生しやすくなるので、蛍光灯下は避けることをおすすめします)

4Kフォト

4Kフォト

4Kの約800万画素で30枚/秒の高速連写ができる4Kフォトも使用できます。

例えば野球のスイングや投球場面、サッカーのシュート場面などで4Kフォトで高速連写することで、決定的な瞬間をカメラにおさめることができます。

また運動会では子供が走る一瞬のベストな表情を撮ることもできます。

AFエリア数49点

AFエリア数49点

AFエリアは49点となっています。

AF-Cモードではこの広いAFエリアから被写体を追従できますし、撮影者がAFエリアを一つをタッチしてピントを合わせる使い方もできます。

電子水準器

電子水準器

液晶モニター(ファインダー画面)を切り替えることで電子水準器を表示させることができます。

水平の傾きとアオリ(カメラの前後の傾き)の2方向が確認できます。風景撮影で地平線・水平線に正確に合わせることができて便利です。

フィルター効果

クリエイティブコントロール

引き続き22種類のフィルター効果が用意されています。

光源がキラキラを輝く「クロスフィルター」は夜景やイルミネーションの輝きをキラキラさせる加工で人気があります。

クロスフィルター

風景がおもちゃのように見える「ジオラマ」、ダイナミックな粒子感のある「ラフモノクローム」なども人気です。

ジオラマ

フォーカスブラケット

フォーカスブラケット

ピント位置を前後ずらした写真も自動的に撮影してくれる機能になります。

例えばマクロ撮影はピント合わせがシビアで難しいため、何枚もシャッターを切ることがあります。

このフォーカスブラケット機能を使えば前後にピントをずらした写真も撮影してくれるため手間が省けて便利です。

絞りブラケット

絞りブラケット

フォーカスブラケットと似ていて、設定した絞り値とは異なる絞り値でも自動的に撮影してくれる機能になります。

ボケ量がイメージできない場合にこの機能を使うと、複数の写真から好みのボケ量となった1枚を選ぶことができます。

「GX7 MK3」と「GX7 MK2」のスペック比較表

※性能の高い方を青文字で表示しています

機種名 DC-GX7 MK3 DMC-GX7 MK2
発売時期 2018年3月15日 2016年5月18日
マウント マイクロフォーサーズ系マウント
イメージセンサー フォーサーズ
画素数 有効2030万画素 有効1600万画素
ローパスフィルター レス設計
ISO感度 200~25600(拡張:100)
ファインダー 倍率0.7倍(35mm判換算)
約276万ドット
AFエリア 49点
シャッタースピード メカシャッター:
60~1/4,000秒
電子シャッター:
1~1/16,000秒
連写性能(メカシャッター) 約9コマ/秒(AFS時) 約8コマ/秒(AFS時)
連写性能(電子シャッター) 約9コマ/秒(AFS時) 約10コマ/秒(AFS時)
約40コマ/秒(超高速・Sサイズ)
手ブレ補正 Dual I.S. 対応ボディ内手ブレ補正5軸
×レンズ内手ブレ補正2軸
動画性能 [4K] 3840×2160, 30p
[FHD] 1920×1080, 60p
ステレオマイク
液晶モニタータイプ チルト式タッチパネル液晶
液晶モニター画素数 3インチ
(124万ドット)
3インチ
(104万ドット)
電子ビューファインダー 約276万ドット
防塵防滴仕様
AF測距検出範囲 EV -4~18
測光範囲 EV 0~18
電子水準器
内蔵フラッシュ
絞りブラケット
フォーカスブラケット
サイレントモード
セルフタイマー 2秒/10秒/10秒 3枚
通信方法 Wi-Fi/
Bluetooth
Wi-Fi
124mm 122mm
高さ 72.1mm 70.6mm
奥行き 46.8mm 43.9mm
重さ(バッテリー、メモリーカード含む) 450g 426g
撮影可能枚数 モニター時:
260枚
ファインダー時:
250枚
省電力ファインダー時:
940枚
モニター時:
290枚
ファインダー時:
270枚
バッテリー DMW-BLG10
USB充電

GX7 MK3はこんな人におすすめ

「GX7 MK3」のセンサーは2000万画素となり、動体撮影カメラとしての仲間入りを果たしています。

上位モデルの性能が導入されたことで、高性能ミラーレスが欲しい人、列車やペットなどの動体撮影向きのミラーレスが欲しい人におすすめできます。

ボタンのカスタマイズが自由にできますし、Bluetooth搭載によりスマートフォンとの接続が簡単になりました。

一方で動体撮影をしない人には旧モデルの「GX7 MK2」も適しています。

「GX7 MK2」は価格が下がっているため4~5万円安く購入できます。

LUMIX GX7MK3のメリット

  1. 2030万画素の新センサー搭載
  2. フラッグシップ機G9 PROと同等の追従性能
  3. 露出補正ダイヤル・フォーカスモードレバー搭載
  4. Bluetoothでスマホ接続が簡単
GX7-MK3
ルミックス GX7MK3 単焦点ライカDGレンズキット
※標準ズームレンズキットも有り
GX7MK2

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