余市は、ニッカウヰスキーが造り、アサヒビールが販売をしている、シングルモルト・ウイスキーです。

日本のウイスキーの父とされる竹鶴政孝氏は、スコットランドから帰国するにあたって、より適した気候の場所はどこかと探し歩きました。

そして行き着いたのが北海道は余市の土地でした。自然に恵まれた余市は、スコットランドと良く似た環境であり、ウイスキー造りには最適な場所でした。

余市蒸溜所は様々なウイスキー造酒に大きな貢献を果たしていくことになりますが、1989年に、ついにその名を冠した「余市」を生み出すことになります。

その特徴は、シングルモルト、つまりは大麦だけで仕上げるということにこわだり抜いた点にあり、従来のブレンデッドの名作とは趣きを異にします。

昭和から平成へと移ろうかというこの頃、お酒に関する区分が撤廃され、より「本格的な」ウイスキーが造りやすくなりました。

そのため多くの高級路線のウイスキーは「追われる立場」として廉価なウイスキーの実力アップを待たねばなりませんでしたが、「余市」は違いました。

ピート香を良くきかせ、力感ある石炭の火を使いゴツゴツと蒸溜させ、さらには潮の香りが漂う中に安置するという本格的な手法で迎え撃ったのです。

まるで、スコットランドの本物のスコッチ、それも、どこかアイラ島の個性豊かな銘柄を想起させる骨太さは、酒好きには見逃せないものでした。

単に日本には珍しい、本格的なスコッチ的ウイスキーというだけではなく、味の方も完全に本場的であり、ピートの香と麦の重みと甘味を味わえます。

余市のヴィンテージものは極めて人気が高く、まさしく通好みという雰囲気がありますが、本物志向の昨今、人気もさらに高まってくるかも知れません。

買取価格の上限は、「1988 20年貯蔵 シングルモルト」が270,000円ほどとなっております。

また、「1984 20年貯蔵 シングルモルト」の買取価格は350,000円ほどになっております。

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