雲海 薩摩古秘は、宮崎県の雲海酒造株式会社が造っている芋焼酎です。

昭和期に設立されると、ほどなく日本初のそば焼酎を開発、発売し、そば焼酎ブームの先陣を切るなど、高い技術力を誇る雲海酒造は、芋焼酎造りにも取り組みました。

様々な蔵を新たに造るなど、格別のこだわりを見せる雲海酒造が出水の地に造ったのが、古流と言ってもいい「伝統蔵」でした。

素材選びや優れた技を示す匠たちの尽力はもちろんのこと、風味を活かせるが難しい単式蒸留と、昔ながらのかめを使う仕込み方を貫いています。

極めてデリケートでまったく予断を許さない造酒方法と言えますが、だからこそ無事出来上がった薩摩古秘は、他にはない仕上がりとなるわけですね。

扱いが難しい黒麹を使った薩摩古秘の味わいは、実に香り高く、丁度良く熟成されていることもあり甘味も豊かで、芋焼酎の良さが全面に出ています。

香味も甘味もベタつかないのにその存在感は非常に素晴らしいものがあり、また、角が立たず丸みがあるので、こちらが「配慮」する心配もありません。

濃厚な味わいの薩摩料理にこそふさわしい焼酎と言えますが、全国極めて幅広く色々なお料理に対応できそうな貫禄もあります。

お湯割りで温度を上げてやってもふわりと風味がさらに引き立ちますし、じっくりと時間をかけて、自分なりの付き合い方を見つけ出したくなる逸品ですね。

特に通の方にとっては、厳選されたコガネセンガンと黒麹ならではの風味の素晴らしさに関しては、衝撃を受けるに値するものがあると感じるかも知れません。

受け継ぐだけではなく、あえて新たなところから伝統に回帰してみせた「薩摩古秘」。さらなる高みを目指して今後も頑張って欲しい銘柄ですね。

「薩摩古秘 1800ml」の買取価格は700円前後となっています。

『芋焼酎』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,リサイクルショップは損をする

お酒を売る際は、近くにあるリサイクルショップを利用する人が多いです。

しかしリサイクルショップでは格安商品を販売しているため、お酒の買取価格も相場より安くなってしまいます。

高く売るにはお酒に特化した買取業者の方が有利です。

2,買取りには2社以上がお得

実は、査定額は買取業者によって予想以上の差になることがあります。

銘柄によっては1.5倍や2倍もの金額差がつくことがあります。

そのためお酒の買取りには2社以上で査定をし、一番高い業者へ売るのがおすすめです。

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