ラガヴーリンとは、ラガヴーリン蒸溜所で造られている、スコッチ・ウイスキーです。酒造が盛んなアイラ島の酒の中でも知名度が高く「アイラの巨人」と呼ばれます。

その仕上がりの良さは他の蒸溜所からも良く知られており、ホワイトホースやジョニーウォーカーといった有名なウイスキーの原酒としても活躍していますね。

しかし、その強いキャラクター、個性という本領を発揮するに至るのは、やはり自分だけが主役という状況になってこそ、となります。

現地の言葉で「水車小屋のくぼ地」を意味するラガヴーリンは、海に面していながらそこまで開けた土地にはなく、比較的人目を避けられる状況がありました。

また、対岸には海が広がっていて、証拠を「消しやすい」こともあったのかも知れませんが、かつては酒密造の拠点でもありました。

故にラガヴーリンは、機会を待てる気風が強く、アイラ島の様々な蒸溜所の中でも、もっとも長く熟成期間を置くことでも知られています。

十九世紀前半、周りは密造酒だらけという状況の中で今日の形での操業を開始したラガヴーリン。

ブレンデッド・ウイスキーという新興の味方を得て隆盛しましたが、その中でかなり深刻なトラブルも発生したこともありました。

しかし、時代がどう変わろうとラガヴーリンの酒造りの着実さはまったく変わりません。

今や、主力の銘柄で16年、最長のものともなると30年もの熟成を経て製品になるという形を取っています。この保存期間は、製造所としては驚異的です。

にも関わらず風味が飛んでしまわないほどきっちりと仕事がなされている点にはファンが多く、そのスモーキーな風味は国内でも人気が高いですね。

主役を張ってよし、脇役に回ってよしの万能選手とも言えるでしょう。

買取価格としては、「16年」が2,000円ほど、「12年 カスクストレングス」が4,000円ほどとなっています。

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