暖流は、沖縄県のうるま市にある神村酒造で製造されている泡盛です。明治の前期から、王府に許されて酒造りを開始した、由緒正しい歴史を有しています。

そのために、元々は「神村のお酒」として親しまれ、その後もいくつもの銘柄で親しまれてきたものの、太平洋戦争で壊滅的な被害を受けてしまいます。

何もかも設備を壊され、しかも財産とも言える古酒(クース)も消失してしまった上に、実質的にアメリカ領土になってしまうなど、復活には難題が山積でした。

戦後の日本でもウイスキーなどの洋酒がブームになりましたが、米国に近付いた沖縄には、よりたくさんの洋酒が出回ることになっていきます。

洗練され歴史を持つウイスキーは当時の泡盛にとり脅威でしたが、神村酒造は、伝統の泡盛に、ウイスキーと同様のエッセンスを盛り込みます。

具体的には、古くからの壺やかめといった貯蔵具ではなく、木製樽に入れて熟成させることで、今までとは違う風味や雰囲気を目指しました。

もちろんこの融合とも言える手法は簡単ではなく、形になるまでにかなりの時間がかかりましたが、1968年には無事発売が開始されます。

これが暖流という銘柄の始まりであり、泡盛に新機軸をもたらしたという意味で、後年の泡盛ブームにも貢献したとさえ言えるかも知れません。

味わいはウイスキーなどの熟成酒に似ているものの米であるために柔らかみがあり、また日本酒とも違う風情があります。

一つのことを変えただけで、既存のいかなるお酒とも違う魅力と風格を備えるに至った銘柄だけに、熟成酒ブームにも埋没しない強さがあります。

買取価格の上限は、「新暖流琥珀伝説」、「暖流琥珀伝説 古酒」がそれぞれ800円ほどとなっております。

『泡盛』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,お酒専門の買取業者は高い

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