「バランタイン」はスコットランドのジョージ・バランタイン&サンが製造しているウイスキーです。日本ではサントリーが輸入しており、そこから入手することが可能になっています。

このウイスキーを製造しているバランタイン社の歴史は1827年からスタートしました。当初は食料品などを取り扱うお店を営んでおり、お酒の製造は行っていませんでした。

しかし1853年に彼の友人であるアンドリュー・アッシャーが世界で初めてとなるブレンドしたウイスキーを生み出しました。

開発の際のアッシャーの苦労話などを聞いたバランタインは自らウイスキーづくりをすることを考え付きます。

こうして彼はグレーンウイスキーとモルトウイスキーをいろいろな割合でブレンドしていき、最適な配分を探す日々を送り始めるのです。

彼のブレンドしたウイスキーには早い段階から注目が集まっており、1895年にはあのエリザベス女王のお気に入りとして英国王室御用達のお酒に選ばれました。

彼が亡くなってからおよそ50年の月日が経過した1937年には『バランタイン17年』の販売を始めました。この商品はスコットランド各地から選りすぐった原酒を巧みな配分で混ぜ合わせており、特に口コミでの人気が広がりました。

1986年にはこの会社が製造するウイスキーの販売量が世界第3位を記録しています。あらゆる土地・あらゆる人々のライフスタイルに合った万人受けする風味は今もなお多くのお酒好きの心を虜にしているのです。

特に先述した『バランタイン17年』は日本でも人気が高く、その味わい深さと癖のなさから贈答用としても喜ばれる1本です。

ウイスキーの「バランタイン」には1本につきおよそ3,000円から10,000円前後の買取価格がついています。

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