パッソは、トヨタが製造、発売しているコンパクトタイプの自動車です。
登場したのは2004年。軽自動車やコンパクトカーに強みがあるダイハツ工業と共同という形で開発された経緯があり、ダイハツ・ブーンとも多くの共通点があります。
当時からヒットを記録していたヴィッツよりも短くキュートな外観と、広い室内スペースが、独特のふっくらしたボディラインを構築する要因となっていましたね。
フロントから見ることができる「顔付き」も、かなりふわりと愛らしく、威圧感がまったくなく、見る人を惹きつける要素を多く持っていたとも言えます。
現行の3代目パッソはブーンのOEMという形を取っているため、先代までとは若干趣きが異なる部分もありますが、可愛らしさという点は完璧に共通していますね。
内装は、その外見的なルックス同様、オシャレ感に満ちた雰囲気となっています。
オプションが新たに加わった「Gパッケージ」タイプに関して言えば、センター部にモニターを置いた視認性の高い設計の中にも、シャープな装飾が施されています。
ステアリング周りもいかにも速力に満ちた雰囲気があり、まるでコックピットのようなメカニカルさが、全体を引き締めるアクセントとなっています。
とは言え、パッソ自体は非常に車内空間を広く取っている車ですので窮屈さはなく、乗り手としてもゆっくりと作り上げられた世界観を楽しむことができるでしょう。
搭載されているエンジンは、バージョンによって異なりますが、ほぼ1lにして3気筒の「リッター車基準」に即しています。
小型軽量であるため、アクティブに走ることもできますが、ゆったりと動かし、ハンドルを切ることで「余裕」を楽しめるのが魅力となっている車でもあります。
小回りが利き、ハンドリングに関しても破綻の心配が少ないなどの美点も多く、とりわけ「街乗り」に実力を発揮してくれる、愛すべき日常車という雰囲気が強いですね。
21世紀の自動車シーンで、確かな実績を重ねてきたブランドであり、今後も多くのところで高い評価を得ていくものと思われます。
パッソの買取査定価格は最高102万円～最小3万円となっております。※お車の状態（年式、グレード、走行距離、色、装備）によって査定金額が大幅に変わる恐れがありますのであくまで参考程度にお願い致します。
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