デリボーイは、トヨタ自動車が製造、発売していた商用バンです。いわゆる「ウォークスルー」型であり、荷室の中を人が歩いて移動できる構造になっています。

登場したのは、1989年。運送の迅速化等々が叫ばれ、またバブル景気で輸送の需要も増していく中開発されたという経緯があります。

かねてから、荷室の中を歩けるように作られた輸送車両はありましたが、大衆車クラスでもウォークスルーを可能にしたのがこのデリボーイです。

外観は、荷物だけでなく人が移動するため、多くのバンよりもやや大型で、ボリューミーなボディラインになっていますね。

フロントから見ることができる「顔付き」も、大きめの「帽子」を被ったように見えるトップの下で、誠実で神妙な顔をしているといった、独特の雰囲気になっています。

内装は、非常に商用車的な作りですが、車内での作業がトラック等よりも多いことを想定してか、脆さはありません。

また、運ぶ荷物やアレンジメントによって、いかようにも形を変えることができるスクウェアな荷室スペースもまた、独特の魅力と言えるでしょう。

基本的に運転席と助手席の2名で運用する雰囲気の車ですが、バージョンによっては5人乗りのものもあり、作業や人員輸送をさらに円滑に進めることもできます。

搭載されているのは、1.5lのガソリンエンジン、あるいは2lのディーゼルエンジンで、小型軽量のバンタイプとしてはやや大柄に感じます。

しかし、トラックのコンテナのように着脱式ではない、固定式の荷室を持っているため、パワフルであるにこしたことはなく、ベターな調整とも言えますね。

走りは実用レベルでなら問題はなく、作業が容易かつ便利にこなせるといったメリットを削ぐことがないのも嬉しいところですね。

ただ、やはりトラックの利便性は絶大なものがあり、1995年には発売が終了してしまい、長期間現役で、というわけにはいきませんでした。

しかし、現在ではその個性的なフォルムが「実益をかねた趣味車」として再評価されており、各種カスタムのベースに採用されるなど、中古市場では注目されています。

デリボーイの買取査定価格は最高3万円~最小1万円となっております。※お車の状態(年式、グレード、走行距離、色、装備)によって査定金額が大幅に変わる恐れがありますのであくまで参考程度にお願い致します。

損せず買取査定してもらう方法とは?

1,車のディーラーで下取りをしない

ディーラーは下取りで利益を上げているのではなく、新車を購入してもらうことで利益を確保しています。

逆に買取専門業者は買取のみで利益を確保しています。そのため車を中古車を高く売ることのできるネットワークを持っています。

車の買取に詳しい方は、ディーラーではなく買取専門業者の方が高く売れることを知っています。

※ほとんどの場合、数十万円以上の査定額が違います。

2,複数業者に査定を依頼する

実は買取業者によって査定額が全然違います。例えばA社の価格よりB社の方が数十万円以上高いということが結構あります。

ですので無料で一括査定できる買取業者を選ぶことがおすすめです。

下記は、全国どこからでも申込み可能な優良買取業者のランキングになります。