パッソセッテは、トヨタが発売していたミニバンタイプの自動車です。
「パッソ」のミニバンタイプといった雰囲気の強い車ですが、パッソが完全なトヨタ製なのに対し、このパッソテッセは、ダイハツ工業からのOEMを受けています。
登場したのは、2008年のこと。広く、使いやすいのにコンパクトな7シーターミニバンというコンセプトのもと開発され、市場に投入されることとなりました。
ただ、その外観は、国産では珍しい7人乗りのミニバンでありながらも、さほど大作りはイメージはなく、むしろ丸く滑らかなボディラインを持っていますね。
フロントから見える「顔付き」も、流線型のノーズの雰囲気もあいまってかなり柔和であり、従来のパワフルなミニバンのイメージからは良い意味で外れています。
内装は、黒を基調にした色合いと、実用的なパネルラインによって、親しみやすさと扱いやすさを持たせながらも、しっかりとしたオシャレ感を含ませています。
シート類も実に堅実に作られており、また縦横に設定された車内スペースの妙がうまく機能して、このサイズでは珍しい7人乗りながら、窮屈さを感じさせません。
搭載されているエンジンは、1.5lにして4気筒と、7人乗りミニバンという車の性質からすれば、相当にコンパクトなレベルのもの。
ですが、あらかじめ小さく絞り込んでいた車体が活きて、非力さを感じる心配は少なく、それでいて滑らかな加速も期待することができます。
普段の街乗りに使うにも小回りをしっかり利かせてくれる上、長距離の家族旅行にも悠々と対応してくれるだけの地力がある、まさしく優等生な車と言っていいでしょう。
ただ、汎用性は高いながらも、より舗装が行き届いた街路の方が本領を発揮できますので、コースのチョイスは忘れずに行っておくべき車とも言えますね。
欠点の非常に少ないブランドであり、そのため、発売が終了してからかなりの時間が経過しても、根強く、かつ確かな人気を有しています。
パッソセッテの買取査定価格は最高10万円～最小5万円となっております。※お車の状態（年式、グレード、走行距離、色、装備）によって査定金額が大幅に変わる恐れがありますのであくまで参考程度にお願い致します。
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