バネットは、日産自動車が製造、発売していたバンタイプの自動車です。長年にわたって日産の商用車として代表的な地位を築いてきました。

登場したのは1978年。「サニーキャブ」などの旧来からあった商用車を刷新し、ゼロから開発し直していき、生まれたのが「サニーバネット」です。

代が進むにつれ「バネット」のブランドとして独り立ちするようになり、数々のモデルチェンジを経ていきました。

そして1994年には自社開発を中断して「ボンゴ」のOEMを受ける形となるなど、何よりも実績と実用性を重視したのが、このバネットと言えます。

外観的には、1994年以降のモデルは、「ボンゴ」とほぼ変わることのない完全に箱型のボディラインを有するようになっていますね。

フロントから見える「顔付き」も、妙なアレンジなどを含めることはなく、徹底した生真面目さと実理性を漂わせるルックスとなっています。

その真面目さは内装に関しても変わることはなく、簡素ながらも必要に充分な水準を追求する形で各種装備が整備されています。

もっとも、視界の広さや取り回しの容易さはさすがに長年の実績があるバネットとボンゴが組んだだけのことはあると、納得できる仕上がりになっていますね。

搭載されているエンジンは最終型は、先代の1.5lから300CCほど上乗せして1.8lとなっており、確かなパワーアップがなされています。

とは言え、OEM元であるところのボンゴが、基本的な部分は1980年代のクオリティを継続しているので、さほど走りの質が高くない部分はあります。

しかし、長年の経験により、圧倒的な現場の数をこなし磨かれてきたという巨大なアドバンテージは不変であり、タフな商用車としてキャリアを全うすることになりました。

もちろん、現代流のSUVなどのように、ゴツゴツした悪路を攻めるには向いていませんが、「商売道具」としての車の姿を忠実に示してくれた頼もしさがあります。

惜しくも発売終了となってしまいましたが、「バネット」の名は新鋭車種に受け継がれており、また、用途の幅も広いので、中古市場では変わらぬ人気を持っています。

バネットの買取査定価格は最高21万円~最小5万円となっております。※お車の状態(年式、グレード、走行距離、色、装備)によって査定金額が大幅に変わる恐れがありますのであくまで参考程度にお願い致します。

損せず買取査定してもらう方法とは?

1,車のディーラーで下取りをしない

ディーラーは下取りで利益を上げているのではなく、新車を購入してもらうことで利益を確保しています。

逆に買取専門業者は買取のみで利益を確保しています。そのため車を中古車を高く売ることのできるネットワークを持っています。

車の買取に詳しい方は、ディーラーではなく買取専門業者の方が高く売れることを知っています。

※ほとんどの場合、数十万円以上の査定額が違います。

2,複数業者に査定を依頼する

実は買取業者によって査定額が全然違います。例えばA社の価格よりB社の方が数十万円以上高いということが結構あります。

ですので無料で一括査定できる買取業者を選ぶことがおすすめです。

下記は、全国どこからでも申込み可能な優良買取業者のランキングになります。