ミディアムクラスとは、ドイツのダイムラー社が製造、発売していたメルセデス・ベンツブランドのワゴン車です。
極めてベンツ的な雰囲気を持つ車で、長らくメルセデス・ベンツの代名詞的なイメージで語られてきましたが、1992年にはEクラスと称されるようになりました。
つまり、1990年代初頭までのベンツ・ワゴンを示す形となりますが、極めて強烈な存在感と貫禄がある車でもあり、今でも非常に人気は高いですね。
その外観はほとんど完璧と言っていいほどの箱型。今風の流線型の雰囲気はまったく有してないものの、だからこそ完璧にベンツのイメージを保ってもいます。
車に関して予備知識がまったくなくてもひと目で分かるほどの明快さですが、軽さは皆無な、できる男のための車といった雰囲気です。
しかし、一見簡素にも見える内装は実に考え尽くされており、気難しさとは無縁なのも実情です。シートも柔らかく、お子様が同乗していても安心ですね。
走りに関してはとにかくタフで頑強、堅牢といった表現が良く似合います。今風のパワステや運転アシスト機能などとは無縁ながら、基本性能は極めて良好です。
特に、悪路を含めて直線的な道を攻める時には極めて力強く、長距離の旅行にも極めて適しています。さらには、最大の500Eシリーズに搭載されているのは、4l弱にしてV8レベルの超強力なエンジンですから、いざという時の速力も備わっています。
とにかく作る以上は最善を求めるという、昔気質なベンツの鉄則にしたがって作られた車で、その良さには時代を超えたものがありますね。
発売開始以来年月が経過していますが、メンテナンスさえしっかりしていれば「現役」として通用するポテンシャルは充分に持っています。
ミディアムクラスの買取査定価格は最高136万円～最小8万円となっております。※お車の状態（年式、グレード、走行距離、色、装備）によって査定金額が大幅に変わる恐れがありますのであくまで参考程度にお願い致します。
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