Cクラススポーツクーペとは、ドイツのダイムラー社で製造、発売されていたメルセデス・ベンツブランドのクーペタイプの自動車です。
元々ベンツの基幹的なクラスとして1990年代から人気を博してきたCクラスですが、当初はセダンとワゴンのみで、クーペタイプの車が存在しませんでした。
そこに新たに登場したのが、このスポーツクーペです。発売が開始されたのは2000年、Cクラスのフルモデルチェンジとともに新機軸が発表された形になります。
BMWの同系列車をライバル視していたとも考えられており、その基本構造は3ドアのクーペで、非常にスポーティなものがありました。
外見的にもかなり滑らかな流線型のデザインとなっており、フロントからトップ、リアに至るまでのラインは、むしろトライアングルと呼ぶのがふさわしいほど。
さらにはモデルチェンジの結果、フロントには4つの丸型ライトが設けられることとなり、全体としての印象も従来のベンツ・クーペとはかなり異なります。
また、どうしてもクローズモードでは圧迫感が生じがちなところを、リアからトップに至る広いスペースをガラス面とし、問題を解決しています。
車体の剛性についてもまったく隙がなく仕上げられているため、安全性はもちろん小回りを効かせて自在に動かすこともできる仕上がりですね。
走りに関しては、2l4気筒のスポーツ系車種としては標準的なエンジンを搭載していますので、初速で立ち遅れることが少ないのが魅力ですね。
最高速を目指してガンガン攻めるといった車ではありませんが、それでもスポーティ方面のベンツの性能を、いかんなく発揮している面白さは健在です。
後に「レギュラー昇格」したCクラスクーペの基礎を築いた位置付けですが、現在でも様々な観点から楽しめるだけのポテンシャルを持っています。
Cクラスの買取査定価格は最高5万円～最小4万円となっております。※お車の状態（年式、グレード、走行距離、色、装備）によって査定金額が大幅に変わる恐れがありますのであくまで参考程度にお願い致します。
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