C号券 伊藤博文1000円紙幣
レア度
買取価格額面通り
素材
発行年度1963年~1986年

1959年のB号券聖徳太子1000円札に偽造問題「チ-37事件」が起きたため発行された1000円札になります。

1963年から1986年に発行され、絵柄には伊藤博文が採用されています。

使用されていた時期が東京オリンピックの前年をスタートとしてかなり最近まで使われていたことになるので見覚えのあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この貨幣に描かれている伊藤博文は、日本国の初代総理大臣として有名な人物です。

経歴も華々しいもので、大日本帝国憲法の草案を作ったり、その後4期にわたって総理大臣を務め、初代の韓国統監を務めました。

国会を開設する際にあたっては初代枢密院議長を務めるなど、大事な機関の初代の長を務めることの多い人物でした。

この様な大人物であった伊藤博文ですが、私生活のほうはその厳格なイメージとは遠かったと言われています。

自らの食事や住む場所、着るものにも無頓着だったとされ、伊藤博文の家に食事に招待された客がそのもてなしの料理の貧相さに苦笑したという逸話も残っています。

さらに、女好きとしても有名で40度以上の熱があったときですら数人の女性を侍らせていたという話もあります。

このような余りの女性好きだった彼は新聞でもパロディとして取り上げられることがありました。

買取価格は額面通りで1,000円程度になります。ただまだ未使用のものやいわゆるピン札であれば少しその買取価格は上がります。

また、この紙幣の中でも初期に発行されたものも高値がつく可能性があります。通し番号のところを確認してそれが黒色で書かれている場合には値段が上がることが見込めます。

他にも通し番号の前に書いてあるアルファベットが一文字だった場合にも値段が少々上がります。

なお、このお札は効力があり現在でも換金できます。

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