レア度 | ☆☆ |
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買取価格 | 少し高い |
素材 | 紙 |
発行年度 | 1951年~1958年 |
B号券 50円紙幣は、1951年から1958年の間に発行されていた日本紙幣です。
50円が紙幣になっているというのもなかなか想像が付きませんが、それもそのはず。発行されてからわずか4年後、今度は私達も普段よく使う50円玉が登場しそちらもメインとして使われていました。
そしてその3年後に発行が終了したのですから、年齢を重ねている方でもそれほど馴染みのある紙幣ではないと思います。
発行期間、流通期間ともに少なく発行枚数自体もそれほどなかったため、価値は非常に高く見積もられているようです。
買取金額は1,000円前後、未使用なら2,000円以上になることもあります。
現代でもそうですが、紙幣には日本の偉人が描かれますよね。この50円紙幣に描かれた人物は、高橋是清(これきよ)でした。
高橋是清は総理大臣を始め日本の内閣のあらゆる大臣を務めており、日本の礎を築いたと言っても過言ではない人物です。
東京で生まれた是清でしたが、家庭の事情により生まれて間もなく仙台へと移住します。生まれたのがまだ江戸時代の1854年でしたので、仙台藩といった方が正確でしょうか。
その後大学卒業と留学を重ねて、日本に帰国してすぐ文部省へと入省することになりました。
その傍留学で身に付けた英語を生かし、教師としても活躍していたようです。教え子の中には、横顔の写真でお馴染みの正岡子規もいたようですよ。
幕末を生きた人が一転明治で数々のトップ役職に就くということは、当時としてはそういう時代の流れにあったのだからどこか必然的に感じることであるものの、改めて見直してみると非常にすごいことですよね。
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