レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
素材 | 紙 |
発行年度 | 1950年~1965年 |
この貨幣は1950年から1965年に発行されていた1000円札です。聖徳太子が描かれています。
それまで発行されていた紙幣のA号券は粗悪で偽造が増えていました。そのため凹版で印刷され品質を向上したこのB号券が発行されました。
モチーフの聖徳太子は、馬小屋で生まれたことから厩戸王と言われています。
彼にはいろいろな伝説があり、10人の人が同時に別々の内容を話してもそれをすべて聞き分けたうえで最適な返事を出すことが出来たとされています。
政治としての実務も大変有能で、役人の心得として「十七条の憲法」を作りました。この内容としても「和を大切にして争いごとを起こさないようにしなさい・物事は一人で決めるのではなく周りの人間と話し合って判断をしなさい」といった役人としてだけではなく人として大切なことを説いています。
この他にも冠位十二階を定めるなど、古代日本の基本構造となる部分を作ったのが聖徳太子でした。
この紙幣に描かれている聖徳太子は実は別の人物だとされている説があります。この人物像は絵画の一部分であり、両脇には二人の従者を従えています。
実はこの従者のうち片方が聖徳太子ではないかという説もあります。この先に史実が変わることがあれば、貨幣の中で描かれる人物も変わってくる可能性もあります。
この紙幣の買取価格は額面通りの1,000円となっています。
ただし初期に発行されたものや余白の部分が大きかったりするもの、印刷が少しずれているといったものは少々高額になりやすいです。
他にも通し番号が同じ数字で並んでいたり、連続していたりするものに関しても価値が見込めます。
なお、このお札は効力があり現在でも換金できます。
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