A号 5円札
レア度
買取価格額面通り~少し高い
素材
発行年度1946年

「A号券 5円札」は1946年(昭和21年)3月5日から1955年(昭和30年)4月1日のおよそ9年間にわたって発行・流通していた紙幣です。

そのサイズは縦が68ミリ、横が132ミリとなっており、同時期に発行された1円札よりも少しだけ大きいものになっています。

図案に肖像画や写真のたぐいは採用されておらず、
表面・裏面ともに彩紋が描かれています。

第二次世界大戦に負けたことによって日本政府は国民からの信用を大きく失う事となり、同時に日本銀行の信用も落ちてしまいました。

日本銀行の信用が落ちたために預金の引き落としをする人々が殺到し、新しい紙幣を大量に発行することによってそれに対応していきました。

その結果市中には紙幣があふれかえってしまい、結果としてハイパーインフレを招きました。

第二次世界大戦前に100円で買えたものが、終戦後になると30,000円以上になるなどその物価の上がり幅は相当なものでした。

深刻なインフレーションに焦った政府は預金封鎖するなどの対策を講じることによってこの事態を収束させました。

日本では終戦後にこれ以降にも2度のインフレーションを経験する事となります。

「A号券 5円札」には1枚につきおよそ数十円から150円前後の買取金額がついています。

新品でなおかつ未使用のものでも1,000円程度の販売価格になるため、それよりも上の買取金額がつくことはないと思われます。

この時期に発行された紙幣は総じて発行枚数も多く、希少価値はほぼ皆無といっていいものになっています。

さらに偽札も数多く見られ、状態の劣悪なものになると偽札とあまり変わらない買取金額になってしまうものもあります。

『A号券 5円札』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の古銭買取業者に査定してもらう

旧紙幣はプレミア価値のついた種類がたくさんあり、最近の紙幣でも紙幣番号によってはいい買取価格となります。

しかし金券ショップや一般のリサイクル店で買取りをすると希少価値の高さが判断できず、プレミア価値をつけてもらえない可能性があります。

旧紙幣は専門の古銭買取業者に査定してもらうのが一番です。

2,損をせずに売るなら2社以上で査定

希少価値の高い旧紙幣だったとしても、実際は買取業者によって査定額に差があります。

特に価値が高い紙幣の場合、業者によって倍以上の差が出ることも珍しくありません。損をしないためにも複数社の査定がおすすめです。

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