レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り~少し高い |
素材 | 紙 |
発行年度 | 1948年 |
「A号券 梅5銭」は1948年(昭和23年)5月25日から1953年(昭和28年)12月31日までのおよそ5年間にわたって発行されていた紙幣です。
戦時中には楠木正成の絵が図案に採用されていたこの額面の紙幣ですが、戦後になってその図案は梅の花に変更になっています。
また、A号券の全ての紙幣の中で唯一旧字体で書かれておらず、現在と同じ新字体で文字が書かれています。
それに伴って文章の並び方も左を最初にして書かれています。これらは現在の紙幣に用いられている表記法です。
そのサイズは縦が48ミリ、横が94ミリとなっています。非常に小さい紙幣であり、これは日本銀行券の中でも最小のサイズとなっています。
この貨幣が発行されている期間中に日本はサンフランシスコ講和条約を結びました。これによって1945年まで続いていた連合国との戦争状態は終了を迎え、日本は主権を回復しました。
条約が調印されたことにより、日本は第二次世界大戦中に占領していた多くの地域を失う事となりました。
しかしその代わりに国際社会への復帰を果たしました。また、それまで敗戦国として国際的に低い地位にいた日本でしたが、その地位も上昇しました。
ただこの条約には中国やソ連といった主要交戦国が参加しなかったためこの2国との講和は戦後日本の課題として残ることとなりました。
「A号券 梅5銭」には1枚につきおよそ数十円から500円前後の買取金額がついています。
販売価格は未使用のもので1000円前後であり、同時期に発行された5銭紙幣に比べるとその希少価値は高いと言えます。
ちなみにこの時期になるとエラー紙幣はかなりその数を減らしており、例外的な高額での買取りは起こりにくくなっています。
『A号券 梅5銭』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,専門の古銭買取業者に査定してもらう
旧紙幣はプレミア価値のついた種類がたくさんあり、最近の紙幣でも紙幣番号によってはいい買取価格となります。
しかし金券ショップや一般のリサイクル店で買取りをすると希少価値の高さが判断できず、プレミア価値をつけてもらえない可能性があります。
旧紙幣は専門の古銭買取業者に査定してもらうのが一番です。
2,損をせずに売るなら2社以上で査定
希少価値の高い旧紙幣だったとしても、実際は買取業者によって査定額に差があります。
特に価値が高い紙幣の場合、業者によって倍以上の差が出ることも珍しくありません。損をしないためにも複数社の査定がおすすめです。
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